高木豊、イチローの野球殿堂入りを語る「入れなかった人は…」

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元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が19日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【イチロー殿堂入り】殿堂入り投票に波紋!! イチローでも満票入りならず…イチローと大谷翔平の共通点は? イチローの凄さを語る!」に出演。イチロー氏の野球殿堂入りが、満票ではなかったことについて語った。

○「満票でもいいような成績ではあることは確か」

先日、野球殿堂入りが発表されたイチロー氏。史上初の満票が期待されていたが、蓋を開けてみると323票(得票率92.6％)という結果となった。

この件について、森藤恵美は「ただ史上初の満票での選出になるかと思われていたんですけども、満票ならず。26人の方がイチローさんに入れなかったということが世間を賑わせていまして」と説明しつつ、「ファンの中では『メジャーでとれないならわかるけど、日本で満票じゃないのは嫉妬としか思えない』とか、『引退した選手でイチロー以上の実績の選手いたか。イチローが満票じゃない時点で日本の殿堂の価値って何なんだろう?』とか、『イチローが満票じゃなかったら誰が満票になるねん』と波紋が広がっている」と、野球ファンたちの声を紹介した。

すると、高木氏は「文句のつけようがないというかね。そういう成績だし、国際試合でも日本を代表しての貢献度とか、色々考えるとね、票は入れたくなる」とコメント。

続けて、「ただ、まあ入れなかった人の気持ちっていうのはどういうふうに理解していいのかわからないけども、いろんな考えの人がいるっていうことだよ」「満票にならなくたって仕方がないというか。入れなかった人はイチローに対して、『いや、こういうところが』っていう、何かがあったんだろうね」と推察しながらも、「でも、満票でもいいような成績ではあることは確かだよね」と持論を述べていた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。
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