浮気とは違うポリアモリー(複数恋愛)で幸せになれる? 交際経験がある300人に調査
マイナビニュース / 2025年1月22日 12時1分
ノマドマーケティングは2025年1月20日、「ポリアモリーに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2024年12月5日、既婚者向けマッチングアプリ「既婚者クラブ」のユーザー0歳~59歳までの男女3,000人を対象にインターネットで実施した。
ポリアモリーとは関係者全員の合意を得た上で、複数のパートナーと関係を結ぶ恋愛スタイルのこと。二股や浮気とは異なり、全員との合意を得ている点が異なる。
ポリアモリーとの交際経験がある人は、現在・過去の交際を含めて300人。ちょうど1割の人が経験していることがわかった。
前回調査の「“ポリアモリー”を知っていますか?」では、男女3,000人中302人が「はい(知っている)」と回答。認知度と交際経験の有無がほぼ同じ割合になった。
男女別で見ると、交際経験が多いのは男性だった。現在進行形で交際している人数は、女性のほぼ倍。ポリアモリーの認知度は高くなくても、付き合っている相手が実はポリアモリーだったということがあるようだ。
ポリアモリーとの交際経験について、年代別でも見てみる。
どの年代でも一定数、ポリアモリーとの交際経験がある・している人はいるようだ。
次に、ポリアモリーとの交際経験がある男女300人に、パートナーがポリアモリーとわかったのはいつのタイミングだったのかを聞いた。
もっとも多かったのは付き合う前だが、中には付き合い始めた後にわかったというケースも。付き合う時にカミングアウトされたという人も多く見られた。
男女別・年代別で回答を見ると、以下の通り。
20代は男女ともに、付き合う前・付き合うときにポリアモリーだとカミングアウトされた人がほとんど。
30代は、男性は付き合う前にポリアモリーだと知った人が多かった一方で、女性は付き合い始めた後に相手がポリアモリーだと発覚したケースが多いようだ。
40代・50代については大きな違いが見られなかったものの、付き合い始めた後にポリアモリーだとわかった人は少なくなかった。
ポリアモリーのパートナーと交際経験があると回答した男女300人に、カミングアウトされたときのどう感じたかを聞いた。(複数回答可)
もっとも多かったのは「嫌な気持ちになった」(75人)だった。1票差で「それでもいいと思った」(74人)と続き、「ありえないと思った」(59人)「よくわからなかった」(55人)と続く。
「嫌な気持ちになった」「ありえないと思った」などのネガティブな意見が上位にあるものの、中には「理解したいと思った」「受け止めたいと思った」など、好きな相手だからこそ“ポリアモリー”という恋愛スタイルへの理解を示そうとする人も多く見られた。
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