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ローソンストア100から『ころから』新登場 - から揚げで若年層を取り込む

マイナビニュース / 2025年1月22日 13時40分

画像提供:マイナビニュース

ローソンストア100は1月22日、から揚げの新商品『ころから』を発売した。5個入りで、価格は214円。味はレギュラー、レッドの2種類を用意している。学校帰り、仕事の休憩中、酒のおつまみといったニーズに応える。

○■どんな商品になった?

『ころから』は、鶏むね肉ミンチと鶏もも肉ダイスをミックスした、ころころと丸いひと口サイズのから揚げ。しっとりジューシーな味わいで肉感を出しながらも、薄衣により軽い食感を実現している。

レギュラーは素材のチキンの味わいがしっかりと感じられるよう、塩、チキンエキスのパウダーなど、シンプルな味付けを心がけた。担当者は「噛めば噛むほど、チキンの甘みが広がります。お子様から年配の方まで、幅広い層に楽しんでいただける味わいです」と説明する。

一方でレッドは、唐辛子を中心とした香辛料をチキンに混ぜ込むことで、刺激的でホットな味わいに仕上げている。「ひと口目、ふた口目と辛さが増していくのを感じていただけるのでは」と担当者。

ローソンストア100 上級執行役員の吉田貫臣氏が、新商品開発の狙いについて説明した。その背景には、昨今、家計を圧迫し続けている物価高があった。これまで「価値ある商品を、価値ある価格で」というビジョンのもと、コンビニ業態での「あたらしい・おいしい・うれしい」を提供してきた同社。ローソンストア100のおせち(2012年~)、デカ盛りチャレンジ(2024年~)、だけ弁当シリーズ(2021年~)などを展開して、コスパを重視する消費者の支持を得てきた。

これまで全国のローソンストア100の480店舗では、ファストフーズとして「おかずコロッケ」「ジューシーメンチカツ」など、スーパーマーケットで需要の高いお惣菜の商品を充実させてきた。そこで今後は、コンビニ界隈で需要の高いホットスナックのカテゴリにも「価値ある価格」の商品を導入していきたい考え。まずは「コンビニのホットスナックを食べる頻度」の高い若年層をターゲットに、から揚げの新商品の開発を進めたとする。

吉田氏は「調査では、フライドチキン、からあげ、フライドポテトなどの人気が高く、若い人ほど月に1回以上食べる頻度が高いことが分かっています」と説明。競合他社の人気ホットスナック商品より割安な『ころから』を投入することで需要を取り込んでいく。

ローソンストア100の安在裕樹氏は『ころから』を3つのポイントで説明する。まず生鮮・精肉を取り扱うブランドとして「こだわり抜いた食感」。そして先行コンビニ各社が取り扱っていない「軽いのにジューシー」な美味しさ。それをローソンストア100ならではの「圧倒的なコスパ」で提供する。

従来のチキンナゲットは、むね肉ミンチを成型して固めたもの。ソースがなければ淡白な味わいとなる。そこで『ころから』では、そのまま食べても満足感を得られるように「食べ応え」を重視し、もも肉のダイスカットを混ぜ込んだ。

ちなみにローソンでは人気商品「からあげクン」を販売しているが、ローソンストア100では『ころから』を完全オリジナル商品として開発。鶏むね肉ミンチ×鶏もも肉ダイスのハイブリッド構造などにより、差別化を図ったとしている。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら
(近藤謙太郎)

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