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大学1・2年のキャリア意識を調査、約3割がインターンシップ参加経験ありと回答

マイナビニュース / 2025年1月23日 7時55分

画像提供:マイナビニュース

マイナビの調査で、大学1、2年生が将来のキャリアに対してどのような考えを持っているかが判明しました。

18歳~20歳の大学1、2年生を対象に実施した「大学生低学年のキャリア意識調査(2027・2028年卒対象)」では、現時点でのキャリア展望をはじめとしてインターンシップ参加状況などを聞いています。

本稿では、同調査を基に大学低学年生のキャリア意識とインターンシップに対する取り組み姿勢を確認していきます。
大学1・2年生の約4割が「キャリアの方向性が決まっている」と回答

この調査では、大学1・2年生に、「現時点において、大学卒業後に自分が就きたい仕事・キャリアの方向性が定まっているか」を聞いています。

回答としては、「具体的に決まっている」が11.7%で、「どちらかといえば、決まっている」が29.1%。

将来の仕事について、どこまで具体的に考えているのか、内容や実現性までは推し量れませんが、合計で40.8%の学生が大学卒業後の仕事やキャリアについて、自分なりのイメージを持っていることがわかりました。

また、「高校生のとき、卒業後の仕事・キャリアを意識して大学や学部・学科を選択したか」を聞いたところ、大学卒業後のキャリアの方向性が決まっていると回答した学生のうち、77.0%が高校在学時に卒業後のキャリアを意識して進学先を選択していることがわかりました。

逆に、大学卒業後のキャリアの方向性が決まっていないと回答した学生では、高校卒業後のキャリアを意識して進学先を選択した学生は45.8%で、その差は31.2ポイントとなっています。

大学1・2年の約3割がインターンシップ参加経験ありと回答

大学1、2年時のインターンシップ参加経験についても調査しており、30.1%の学生がすでにインターンシップに参加した経験があると回答しています。

この数値は、コロナ禍で参加率が低下した2023年卒、2024年卒以降は4年連続で増加しており、低学年生のインターンシップ参加意識が徐々に高まりつつあることがうかがえます。

大学3年になって就活を意識して慌ててインターンシップに参加するよりも、時間的にも精神的にも余裕がある低学年にインターンシップに参加して、じっくり将来の仕事やキャリアについて考えたいと考える学生が増えているのかもしれません。

インターンシップの参加方法については、61.9%が「大学の講義として参加した」と回答した一方で、38.1%の学生が「大学の講義とは関係なく、自由応募で参加した」と回答しており、インターンシップ情報を積極的に収集して自主的に参加する低学年の学生が少なくないことがわかりました。

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