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【冬型栄養失調調査】20代は野菜不足と対策意欲の低さが課題か

マイナビニュース / 2025年1月23日 14時0分

画像提供:マイナビニュース

アンファーの妊活おだしやメンズウェルネスプロテインを展開するHOMTECHは2025年1月21日、今年の冬の冷え込みにより栄養バランスが崩れるリスクを踏まえて実施した「冬型栄養失調に関する調査」の結果を発表した。同調査は2024年11月、10~70代の男女400人を対象にインターネットで実施した。


冬型栄養失調とは、冬の寒さから身体を守るために多くのエネルギーを消費する冬に、栄養素が不足して起きる栄養失調。 冬は夏と比べて約10%もエネルギーを消費するため、普段通りの食事をしていても栄養不足に陥る可能性がある。

特に、ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、マグネシウム、葉酸、脂質などの栄養素が不足しがち。主な症状としては「口内炎」や「乾燥肌」、「まぶたがピクピク動く」等がある。

10~70代の男女400人に「冬型栄養失調」を知っているか質問したところ93%が「知らない」と回答し、認知度の低さが浮き彫りになった。

一方、「知っている」と回答した人のうち、3人に2人が、夏季と比較して摂取する栄養素の量や種類を意識して「多くしている」と回答し、知識に基づき積極的に行動に移せていることが分かった。

冬型栄養失調に対して、40代の人は約6割の方が「対策したい」と回答しており、ほかの年代と比べても最も対策に意欲的であることがわかる。

一方で20代は「対策したい」と回答した人が35%と少なく、多くの人が自身には対策の必要が無いと考えていることがわかった。

冬型栄養失調は、寒い季節に食事の栄養バランスが崩れ、必要な栄養素が不足してしまうことで起こる。

若い世代は「自分はまだ若く健康だ」と思い、対策への関心も低くなりがちだが、実は20代は厚生労働省が2024年11月に発表した「国民健康・栄養調査」の結果、野菜摂取量が最も少なく目標摂取量と比較すると男女平均で約128g(1.5食分)少ないことがわかっている。

また、20代は特に忙しい毎日や生活習慣の乱れから手軽な食事に偏りがちのため、実は免疫力の低下や体の冷え、肌荒れ、疲労感など、さまざまな不調を引き起こす可能性があるので、過信はやめ、しっかりと対策していく必要がある。

また、見落としがちだが、性別問わず、妊活中の方も冬の栄養不足に要注意。妊活中は、体の栄養状態を整えることがとても重要で、栄養バランスが崩れるとホルモンバランスや基礎代謝にも影響し、妊娠しやすい体づくりの妨げになりかねない。

タンパク質や亜鉛、ビタミンEは男性の精子の生成にも関わるし、葉酸や鉄分、ビタミンDは女性の妊活中や妊娠初期に特に大切な栄養素である。

冬こそ、毎日の食事を見直し、栄養をしっかり摂ることで、将来の健康と妊娠しやすい体づくりをサポートすることができる。忙しい時こそ、簡単でも栄養価の高い食事を心がけて、体をいたわることが大切である。
(花音)

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