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「Android 16」がベータ版に、「ライブアップデート」やAPVサポートなど追加

マイナビニュース / 2025年1月24日 9時5分

画像提供:マイナビニュース

1月23日(米国時間)、Androidの次期メジャーアップデート「Android 16」のプレビュープログラムが、開発者向けから一般のアーリーアダプターも対象とするベータ・プログラムに移行し、初のベータ版「Android 16 Beta 1」がリリースされた。

Beta 1を導入可能なデバイスは、Pixel 6/6 Pro、6a、7/7 Pro、7a、8/8 Pro、8a、9/9 Pro/9 Pro XL、Pixel Fold、Pixel 9 Pro Fold、Pixel Tabletなどである。開発者プレビュー版で動作するデバイス、またはAndroidベータ版に登録した先行ユーザーには、OTA (Over-the-air) アップデートが提供される。

今後のAndroid 16の開発は、3月リリース予定のBeta 3から最終的な互換性を確認する「Platform Stability」の段階に入り、第2四半期中に正式版がリリースされる予定となっている。2011年以降、Androidのメジャーバージョンは第3四半期に正式版がリリースされてきたが、Android 16からはデバイスの発売スケジュールとの整合性を図るため、リリースサイクルが変更された。

Beta 1では、ライブアップデートのサポートが追加された。これはユーザーが進行中の重要なアクティビティ(ライドシェア、配達、ナビゲーションなど)を監視し、すばやくアクセスできるようにする新しいクラスの通知である。ProgressStyle通知テンプレートにより、ライブアップデートの一貫性あるユーザー体験が提供される。

デザイン面では、ディスプレイのサイズやフォームファクタに関係なく、全てのデバイスでアプリをシームレスに動作させるためのフレームワークやツールを提供。タブレットや折りたたみ式デバイスなどの大画面におけるサイズ変更や向きの制限を段階的に廃止している。

高品質なビデオ録画およびポストプロダクションに使用することを目的とした、Advanced Professional Video(APV)コーデックのサポートが追加された。APVは、映像制作やプロフェッショナル用途向けのビデオ品質を保ちつつ、イントラフレームのみのコーディングによる編集プロセスの効率化、マルチビュービデオや補助ビデオのサポートを実現している。

カメラ機能に、低照度環境でカメラをナイトモードに切り替えるタイミングをアプリに知らせるAPIが追加された。テキストを縦方向にレンダリングおよび測定するための低レベルサポートを追加し、ライブラリ開発者に縦書きの基本的なサポートを提供する。
(Yoichi Yamashita)

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