年収アップに必要な「英語力」とは? 転職エージェントの4割超が選ぶ最多回答は?

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ビズメイツは、英語力を生かした転職と年収交渉に関する意識調査結果を1月23日に発表した。同調査は2025年1月7日～1月8日の期間、英語力を生かした転職者のアドバイザーを経験したことがあり、年収交渉をしたことのある転職エージェント441人を対象にインターネットを用いて行われた。

転職エージェントの立場からみて、現在転職における英語力は重要になってきていると思うか質問したところ、「非常に重要になってきている」(44.8%)、「やや重要になってきている」(50.6%)という結果となった。

次に、英語力は、年収交渉において有利に働くと感じるか聞いたところ、「非常に有利に働く」(42.6%)、「やや有利に働く」(52.8%)という回答になった。

前の質問で「非常+やや有利に働く」と回答した人に、英語力が年収交渉で有利に働くと思う理由を尋ねたところ、「英語力を持っている人は即戦力になるから」が75.8%、「企業が求める英語力をもっている人が少ないから」が46.1%、「他の求職者と差別化されるから」が30.4%となった。

転職エージェントとして企業を見ていく中で、英語力を持つ人材を必要としている企業は多いと感じるか質問したところ、「非常にそう思う」(38.6%)、「ややそう思う」(57.6%)という回答に。

前の質問で「非常に+ややそう思う」と回答した人に、企業が英語力をもつ人材を必要としている理由は何だと思うか聞いたところ、「外資系企業の日本進出が増えているから」が66.5%、「海外進出を目指す企業が増えているから」が42.0%、「海外企業との取引を始める企業が増えているから」が41.7%という結果になった。

次に、あなたが支援した英語力を生かした転職者の年収交渉において、希望額での交渉が成功した割合はどのくらいか尋ねたところ、「70%以上80%未満」が34.6%、「80%以上90%未満」が29.5%という回答となった。

英語力を生かした転職支援において、前職と比較して平均的な年収アップ額はどのくらいだったか質問したところ、「60万円以上80万円未満」が32.3%、「40万円以上60万円未満」が23.1%、「80万円以上100万円未満」が20.4%となった。

また、年収アップにつながる転職を実現するためには、英語力はどのレベルからが必要だと思うか聞いたところ、「大まかな考えをわかりやすく伝えることができる」(44.9%)、「状況に応じたコミュニケーションをとることができる」(22.4%)、「最低限の単語を使って短い文章で話すことができる」(15.6%)という結果になった。
（蒲生杏奈）