「フジサンケイグループ広告大賞」開催中止 フジ騒動を受け判断

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「第54回フジサンケイグループ広告大賞」の開催中止が、同賞の事務局から発表された。

1971年にスタートした同賞は、フジテレビ、ニッポン放送、産経新聞らフジサンケイグループ主催による総合広告コンクール。前回はメディアミックス部門28作品、各メディア部門にはテレビ60作品、ラジオ60作品、新聞60作品、雑誌81作品、計289作品の応募があり、「広告界に確固たる地位を築き上げている」と説明されている。

フジテレビでは受賞作品を紹介する特番も放送され、かつては明石家さんまと楠田枝里子の司会が恒例となっていた。

第54回は、昨年12月に応募が締め切られ、1月下旬から2月上旬に審査を行い、4月に贈賞式を予定していたが、フジテレビをめぐる一連の報道を受け、同局に出稿していたCMが相次いでACジャパンに差し替えられる事態が発生。「総合的に検討致しました結果」中止を判断したとしている。
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