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知って納得、ケータイ業界の"なぜ" 第186回 ソフトバンクが10年越しで「Galaxy S25」を販売、国内スマホ市場に波乱の兆しか

マイナビニュース / 2025年1月27日 14時55分

画像提供:マイナビニュース

韓国サムスン電子は日本時間の2025年1月24日に発表したフラッグシップモデルの新機種「Galaxy S25」シリーズだが、日本では従来のNTTドコモやKDDIに加え、新たにソフトバンクが取り扱うことを発表したことが大きなサプライズとなっている。長年Galaxyシリーズを扱っていなかったソフトバンクが、その販売を再開したことは、日本のスマートフォン市場に大きな波乱をもたらす可能性が高い。
薄型の「Edge」だけではなかったサプライズ

毎年1月に、スマートフォンのフラッグシップモデル「Galaxy S」シリーズの新機種を世界発表しているサムスン電子。2025年も日本時間の1月23日に、米国で新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催し、新たに「Galaxy S25」シリーズを発表している。

Galaxy Sシリーズは従来、スタンダードモデル2機種と最上位の「Ultra」モデルが投入され、2025年も「Galaxy S25」と「Galaxy S25+」、そして「Galaxy S25 Ultra」の投入を発表している。だが今回はそれに加えて、新たに超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」がサプライズとして追加された点が大きな変化といえるだろう。

それゆえGalaxy S25 Edgeには大きな注目が集まっていたのだが、現時点でその詳細は明らかにされておらず、スペックや発売時期も分かっていない。それゆえむしろ今回、サムスン電子がアピールしたいポイントとなっていたのは、ハードウェアよりも「Galax AI」の進化であろう。

Galaxy AIは前モデルの「Galaxy S24」シリーズから展開されているものだが、今回は従来のGalaxy AIの機能に加え、グーグルの音声アシスタント「Gemini」を使ったアプリ間のシームレスな連携が可能となっている。レストランを検索して場所を友達にメッセージで送る……といった操作も、Geminiを呼び出して「〇〇というレストランの場所を××さんにメッセージで送って」などと指示するだけでできるようになる。

他にも、時間に応じてユーザーが必要とする情報をパーソナライズして提供する「Now Brief」などを提供。Galaxy AIがユーザーを支えるアシスタントとなり、スマートフォンとAIとの一体化を進めハードだけでは実現できないGalaxyシリーズの新たな差異化要素にしようとしていることが分かる。

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