働きに見合った年収より「105万円」足りない!? - 働き方におけるギャップを調査
マイナビニュース / 2025年1月28日 19時8分
博報堂生活総合研究所は1月15日、「働くことに関する意識調査」 の結果を発表した。調査は2024年10月31日~11月5日、20~69歳の有識者5,000名(男性3,018名、女性1,982名)を対象にインターネットで行われた。
まず現在の年収を聞いたところ、平均で423万円という結果に。これに対し、今の働きに見合っていると考える年収は平均528万円となり、現在の年収は自分の働きに対して「105万円」分足りていないと感じている人が多いよう。
年代別に平均値を見てみると、全年代で「今の働きに見合った年収」の方が高く、中でも、その差が最も大きいのは20代で「117万円」。次いで、50代「108万円」、40代「107万円」、30代「101万円」と続き、最小は、60代で「88万円」だった。
次に、働き方の自由度について聞いたところ、「現在自由に決められる」という実態に対し、「今後自由に決めたい」という意向が10pt以上大きかったのは、「日数」(+17.2pt)、「時間帯」(+15.4pt)、「時間数」(+14.1pt)、「曜日」(+13.3pt)、「内容」(+12.2pt)、「場所」(+11.5pt)の6項目。
年代別でみると、子育て世代である30代では、勤務日時に関する事柄の実態と意向の差が最も大きく、また、20〜30代では、「服装・髪型」「在籍部門・部署」などで実態と意向の差が大きく、自分で決められる立場にない若手に特有のギャップといえる。
次に、現在の働き方(実態)と今後望む働き方(意向)を聴取したところ、両者のギャップが大きかった項目は、1位「会社を超えて社会と関わる」(+15.9pt)、2位「会社の中で自分で仕事をつくる」(+15.7pt)、3位「社会に貢献する」(+14.4pt)という結果に。いずれも実態では少数派であるのに対し、意向では半数を超えていることから、仕事を主体的に捉え、会社を超えて社会との関わりまで意識した働き方を望んでいる生活者の存在がうかがえる結果となった。
(CHIGAKO)
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