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大人の本気がスゴい! 一流エンジニアたちが“勝手に”集まった「魔改造MONSTERS 勝手に大集合!2025」に潜入

マイナビニュース / 2025年1月28日 11時42分

こちらはYマハ発動機の「トラちゃん」と「ウサちゃん」。トラちゃんは尻尾でバトンを抱えながら後ろ向きに走り、ウサちゃんがそのバトンを耳でキャッチするという斬新な発想に基づいて作られている。

Yマハ発動機の魔の技術者によると、「普通の虎って、前に走るときは前の足と後ろの足が同時に動きますが、後ろに下がるときってずりずりと下がっていくじゃないですか。 なのでトラちゃんも、後ろに下がる虎の動きをできるだけリアルに再現できるようこだわりました」とのこと。いや、そこまでこだわるの!? 大人の本気ってスゴい……。

ちなみに、コースが壊れてしまうので抑制しているが、理論上は最大時速30kmものスピードが出るとのこと。しかも番組終了後も改良を続け、今はさらなる軽量化にも成功し、より速くなったという。

番組では予算の上限が5万円に設定されている。魔の技術者いわく、「金属部分に予算のほとんどを使っているので、バトンタッチの機構などは極力、予算をかけずに作りました。バトンを受け取るウサちゃんの中に入ってるのは、段ボールとそこらへんに落ちてたスポンジなんですよ(笑)」。段ボールとスポンジで作れちゃうんだ……ホント、スゴいな。
○実際にリレーが見れる実演も

この日は屋外でトラちゃんとウサちゃんの実演リレーも行われた。一時はウサちゃんが動かず、「こんな事態は初めてです。やっぱり『魔改造の夜』には魔物が棲んでいる(笑)」と技術者が焦るシーンもあったが、その後、無事にリレーに成功! バタバタ走るトラちゃんとウサちゃんの動き、めっちゃ可愛かった〜!

こちらもYマハ発動機の怪物マシン。鳩時計を魔改造し、鳩を高さ8メートルのカゴに入れる「鳩時計鳩入れ」の回で戦い、見事に1位を手にした優勝機である。

1分30秒の制限時間内に100羽の鳩を発射でき、より多くの鳩を入れたチームが優勝という条件だったのだが、「私たちが1位になったと言っても、結局2羽しか入らず、2位のチームが1羽、3位が0羽だったんですけどね(笑)」と魔の技術者は笑う。

開発のポイントは、「うちは鳩をあえて重くしました。もともとの鳩が2.7グラムくらいしかなくて、そのまま撃つと失速してフォークボールみたいに落ちちゃうんですよ。形は変えられないルールだったので、質量で安定させて距離を伸ばそうという作戦でした。鳩を送り込むためのマガジン部分などにはYマハ発動機の電動自転車『PAS』のドライブ部分を豪華に2台分使っています」とのこと。

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