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価格高騰を感じる"野菜"TOP3、「キャベツ」「レタス」あと1つは?

マイナビニュース / 2025年1月30日 16時10分

画像提供:マイナビニュース

生活者と社会の生活満足度向上に資する研究・発信を行うくふう生活者総合研究所は、野菜価格の高騰に関する調査結果を1月28日に発表。同調査は、2025年1月24日~26日の期間でチラシ・買い物情報サービス「トクバイ」ユーザー 5,250名を対象にインターネットで実施した。

野菜の価格高騰による影響を具体的に聞いたところ、「生活費全体の増加」(64.4%)が最も多く、続いて「野菜不足を感じる」(54.6%)、「食べたいメニューを作れない」(43.1%)という結果となり、多くの生活者がストレスを抱えている様子がうかがえた。

野菜の価格高騰にどのように対応しているかを尋ねたところ、「特売日や値引き品を狙う」(61.7%)という回答が最も多く、「安く購入できる店を探す」(54.8%)と合わせて、少しでも安く手に入れようと奔走している姿がうかがえるという。

また、「別の安い野菜を選ぶ」(55.4%)、「価格が安定しているカット野菜を活用する」(37.1%)と代替品を使う人も多かった。

具体的にどの野菜の価格高騰が気になるかを聞いたところ、1位は「キャベツ」で約9割の人が価格高騰を感じていると回答。2位は「白菜」、3位は「レタス」と続いた。

農林水産省の野菜の食品価格動向調査(令和7年1月13日の週)によると、1月14日~16日のキャベツの全国平均小売価格は1kg当たり553円と平年比337%、1玉1200gとすると1玉の価格は663円となる。

一方、価格高騰を約7割が感じている「白菜」においては、キャベツに比べて価格高騰を感じる人に対して購入を控えた人の割合が少なく、「大根」「ねぎ」についても同様だった。鍋料理など、冬の食卓に欠かせない食材については、価格高騰を感じつつも購入している人が多いようだという。

反対に、「レタス」「トマト」については購入を控えた人の割合が多かった。回答者からは「お好み焼きをしなくなった」(60代・女性)、「お弁当に入れるトマトが以前に比べて50円高くなっているのでトマトを入れなくなりました」(40代・女性)といった声が寄せられた。

アンケートを実施した期間の週末に自宅で「鍋料理をする」と回答した2,223人(回答者全体の42.3%)に、野菜の価格高騰による変更があるかを尋ねた。

最多は「高価な野菜を避けて価格の安定した野菜を使用」(56.0%)となり、次いで「高価な野菜をあまり使わない種類の鍋にする」(41.4%)、「野菜を減らして安価な食材でかさ増し」(41.2%)という結果に。「とくに変更なし」は15.3%にとどまった。

野菜価格が高騰しているときに頼る食材を聞いたところ、1位は「もやし」(79.4%)で、2位の「豆腐」(60.6%)とともに圧倒的な支持を得る「お助け食材」であることがわかった。

厚揚げやこんにゃく、練り物など、比較的価格が安定していてボリュームを出せる食材が人気であることも判明。回答者からは「野菜が最近高いので、もやし鍋が多くなりました。肉の特売品と食べることが多いですね」(60代・男性)といったコメントがあった。

どんなメニューを作るかを聞いたところ、「もやし炒め」(50.6%)が1位、僅差で「うどん・そば」(48.2%)が続いた。必要な具材が少なく、一品で満足度のあるメニューが人気を集めた。
(安井柳香)

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