『御上先生』に多くの視聴者が衝撃=週間テレビ番組注目度ランキング
マイナビニュース / 2025年1月29日 17時29分
●『クジャクのダンス、誰が見た?』は若年層中心に強い支持
視聴データを独自に取得・分析するREVISIOでは、テレビ画面に視線を向けていた人の割合がわかる「注目度」の週間番組ランキング(1月20日~26日)を発表した。
○大相撲の白熱展開にくぎづけ
この週では、期待の新ドラマと大相撲初場所千秋楽が視聴者の関心を集めた。
また、TBSの新作ドラマ2本が好調な滑り出しを見せ、日曜劇場初主演となる松坂桃李の『御上先生』が個人全体で3位を記録。64.5%と高い注目度を獲得している。
広瀬すず主演、松山ケンイチ共演の『クジャクのダンス、誰が見た?』がコア視聴層で2位を獲得。浅見理都氏の同名マンガを原作に持つこの作品は、クリスマスイブの夜に起きた事件の真相に迫るサスペンスドラマとして、若年層を中心に強い支持を集めている。SNSでは早くも活発な考察合戦が始まっている。
スポーツ中継では、『大相撲初場所 千秋楽』(NHK)が個人全体6位にランクイン。千秋楽に3人が3敗で並んだ優勝決定戦という白熱した展開が、視聴者をくぎづけにした。
手に汗握る熱戦を制した大関豊昇龍の劇的な逆転優勝は、場所後の横綱昇進への期待とともに、注目度を高める結果となった。
○「登場人物の言葉選びや間の取り方が抒情的」
日曜劇場『御上先生』第2話は、個人全体で3位(64.5%)、コア視聴層で8位(59.5%)と、高い注目度を獲得した。このドラマは、松坂桃李演じる元文科省官僚の御上孝先生が、私立高校の教師として教育現場の課題や社会問題に立ち向かう姿を描いたオリジナルストーリー。
第2話では、奥平大兼演じる生徒・神崎拓斗の葛藤が描かれた。神崎は、自分が書いた記事と殺人事件との関連性に苦悩し、事件の真相を追う中で、教師や社会の矛盾に直面する。常盤貴子演じる冴島先生とその娘・真山弓弦(堀田真由)の複雑な関係性も描かれ、多くの視聴者が衝撃を受けたようだ。
プロデューサーの飯田和孝氏は「彼らが向き合う問題は、このクラスの問題ではあるけれど、日本の社会の問題でもある」と話しており、本作は学園ドラマの枠組みを超えて、現代日本の教育システムや世代間の価値観の違いまでを広く描こうとしているのが特徴だ。
SNS上では、「登場人物の言葉選びや間の取り方が抒情的」「作りがすごく丁寧」といった感想のほか、第2話で明らかになった衝撃的な展開に、視聴者からは驚きの声が上がっている。今後、物語がどのように展開していくのか注目される。
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