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家電レンタル最大手の社長が教える、成長志向の思考法 第3回 行動した先にあるもの

マイナビニュース / 2025年1月31日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

レンティオ株式会社の三輪と申します。

前回、前々回と成長するために必要なこととして「考えること」「情報を集めること」の重要性についてお話させていただきました。

次がおそらく最も重要で「行動すること」です。僕は大して優秀な人間ではないですが、それでもある程度の規模の会社を創業することができました。「考える」「情報を集める」といったことを欠かさなかったからだとも思いますが、「行動したこと」が何より重要です。これがなければどんなに良い事業アイデアを持っていても事業は作れません。

サラリーマンの方もどんなに優れた事業アイデアや改善案を思い浮かんだとしても、それを上司なり然るべき部署に提案をし、採用されないと全く意味がありません。

ChatGPTに「アイデアを実行する人の割合は?」と尋ねたところ“10%未満”と返ってきました。英語を勉強したいと思っている人の中で、実際に英語を真剣に勉強し始める人の割合もそれくらいだそうです。つまり、それくらい「行動する」というのは難しいことなのです。

実際に「行動する」と何が変わるのか? というと、まずひとつステージが変わります。就業後に特になにもせずにパチンコに行っていた人が英会話を始めると、付き合う人も自然と近い考えを持った人になるはずです。ビジネススクールに通うと、似た志を持った人と付き合うようになるはずです。そうすると勝手に自分も成長していきます。

経営コンサルタントの大前研一さんは「人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。」と言ったそうです。要するに「行動してステージを変えろ」という事だと思います。

僕が尊敬するベンチャーキャピタリストの佐俣アンリ氏は、「起業すると優秀な集団の中に身を置くことができるので勝手に成長する」と言っていました。(彼はこれをクリリン効果と呼んでいたので気になる人はググってみてください。)

これは実際に僕も経験しています。30歳で起業したときに、付き合う人が起業家ばかりになりました。みんな若くて優秀で野心を持っている人ばかりでした。元々起業した際に「会社を数億円で売れれば良いなー」程度に考えていた僕でしたが、優秀な人たちの考えに触れることで自分の視座があがりました。

当時の起業家仲間の中には、上場した人や大成功を収めた人もいます。優秀な彼らの中に身を置くことができたのは僕が起業という行動に出たからです。

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