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日本製鉄のグリーンスチール、シンガポールの鋼管問屋HUPSTEELが採用

マイナビニュース / 2025年1月30日 14時48分

画像提供:マイナビニュース

日本製鉄と日鉄物産は1月30日、シンガポールの鋼管問屋大手「HUPSTEEL」が日本製鉄が提供するグリーンスチール「NSCarbolex Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)」を採用することで合意したと発表した。

HUPSTEELは、シンガポールを拠点に75年以上にわたってアジア太平洋地域での鋼管を中心とした事業を展開してきた実績を有する同国最大級の鋼管問屋。これまで日本製鉄は同社に石油化学、建設、海洋、オフショア分野向けのシームレス鋼管を供給してきたが、今回のラインパイプ向けシームレス鋼管は初採用となるという。

グリーンスチールとは、鉄鋼メーカーが実施した追加性のある削減プロジェクトによるCO2などのGHG(GreenHouse Gas:温室効果ガス)の排出削減量を組織内でプールし、その削減量を鉄鋼メーカーの任意の製品に配分して証書とともに供給する鉄鋼製品。日本鉄鋼連盟が制定する「マスバランス方式を適用したグリーンスチールに関するガイドライン」に準拠したもので、マスバランス方式を適用したグリーンスチールを購入した顧客は、GHGプロトコルにおける自社Scope 3排出量からの控除として報告することができるという。

なお、今回のHUPSTEELのNSCarbolex Neutral採用の背景について日本製鉄では、自社のカーボンニュートラルビジョンに共感してもらったところが大きいと説明しており、同社ではあらゆる産業においてCO2削減が喫緊の課題であるなか、NSCarbolex Neutralの提供を通じて、HUPSTEELがアジア太平洋地域における持続可能な鉄鋼流通のフロントランナーとなることをサポートすることを目指し、今後も協業を推進していくとしている。
(小林行雄)

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