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「Palit GeForce RTX 5080 GameRock」を試す、デカさ限界突破の最新クーラー搭載グラフィックスカード

マイナビニュース / 2025年1月30日 23時0分

消費電力の増加に伴うものか、GeForce RTX 4080 SUPER JetStream OCの頃は二股だった変換ケーブルが三股に。古めの電源ユニットを流用する場合はPCIe 8ピン端子を少なくとも2つ使う必要があります。

加えて、Palitお馴染みの組み立て式サポートステイも入っていました。華奢な作りですがネジ止め式でしっかり重量を受け止められる仕様で、もはや必須装備ともいえるもの。ぱっと見て使い方がいまいちわからない場合は、公式YouTubeチャンネルに投稿されている説明動画をチェックしておきましょう。

付属品もチェックしたところで、「Palit GeForce RTX 5080 GameRock」本体を見ていきましょう。静電防止袋から取り出してみると、やはり分厚く巨大であることが印象的。Chameleon Panelが見る角度によって色彩を変化させ、カラフルでユニークな視覚効果を生み出しています。

ファンは独自の「TurboFan 4.0」が採用されており、ウィングレットが気流を安定化させることで抵抗と騒音を軽減。騒音と熱の両面で合計33%の最適化を達成するとしています。加えてそのヒートシンクにも適切な角度を設けることで、気流をフィン全体に誘導。騒音低減とエアフロー効率の両面で合計16%の改善を実現するとのこと。

冷却機構にはベイパーチャンバーを新搭載し、GPUに加えてVRAMにも接触。溝構造と焼結パウダー構造を組み合わせたコンポジットヒートパイプを搭載することで、巨大なヒートシンクへの熱移動をアシストできるといいます。ちなみにNVIDIAはFounders EditionのRTX 5080にベイパーチャンバーを搭載していないので、RTX 5080に関してはPalit製品に優位性があります。

ファンカバーがヒートシンクをすっぽり覆っている点も要注目です。ダイカストフレームをフルカバー設計にリニューアルしたとしており、従来比3.6倍の大きさで基板全体を保護するとのこと。一体感の向上でひとつのカタマリのようになり、かなり高級感に寄与しているように思います。

ちなみに、本体サイズは331.9×150×70.4mmとかなり巨大。ついに330mmの大台を超えてきており、サポートステイをさらに外側に設置することを思うと、コンパクトなケースではやや窮屈になるかもしれません。電源コネクタもサイドパネルに当たるかもしれない位置にあり、一回り大きいケースの方が安心して運用できそうです。

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