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シャープ、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」にUTM機能搭載新サーバー

マイナビニュース / 2025年1月30日 18時30分

画像提供:マイナビニュース

シャープは2月下旬以降より、スマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」に対応した「COCORO OFFICEサーバー BP-X2STシリーズ」の新製品として、UTM機能を搭載した「COCORO OFFICEサーバーG2 UTM機能搭載パック」を発売する。

「COCORO OFFICE」は、オンライン会議システムやビジネスチャット、クラウドストレージ、勤怠管理/決済ワークフロー/書類管理といった業務システムなどを提供する中小ビジネス向けのオフィスソリューション。2024年3月に発売された「COCORO OFFICEサーバー BP-X2STシリーズ」は全文ファイル検索機能や外出先からのリモートアクセスといった機能をもった「COCORO OFFICE」対応のサーバーだ。

今回発売される「COCORO OFFICEサーバーG2 UTM機能搭載パック」は、この「BP-X2STシリーズ」にUTM(Unified Threat Management/統合脅威管理)機能を搭載したもの。サイバー攻撃が巧妙化して専任のIT管理者がいない中小規模の企業などにおけるセキュリティ対策の強化が喫緊の課題となっている現状に対応する製品だ。

具体的には「ファイアウォール」「IPS(侵入防御システム)」「アンチウイルス」などの機能を搭載し、外部からの不正アクセスやマルウェア感染による内部からの情報漏洩などに対応できる。15ライセンスのOCORO OFFICE専用IDや設置・設定サービス、オンサイト保守なども合わせたパッケージとして提供され、UTM機能のライセンス/運用保守サービスの期間は、設置から5年間と設置から6年間を選択できる。

「COCORO OFFICEサーバー BP-X2STシリーズ」のUTM機能なしモデルと同様、実効ストレージ容量の異なる2TBモデル/4TBモデル/8TBモデルが設定される。2TBモデルはRAID1、4TB/8TBモデルはRAID6に対応する。その他の主な仕様は下記のとおり。

搭載ドライブ:2TB×2本(2TBモデル)、2TB×4本(4TBモデル)、4TB×4本(8TBモデル)

LAN端子:2ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T/2.5GBASE-T)

対応プロトコル:TCP/IP(SMB/CIFS、AFP、SNMP)

USB端子:USB3.2 Gen2 Type-A×2(前面×1、背面×1)、USB2.0 Type-A×2(背面×2)

電源:AC100V(50Hz/60Hz)、DC12V

搭載ファン:1台(120mm/DC12V)

サイズ:W160.2×D220.5×H165mm(ゴム足除く)

質量:約3.7kg(2TBモデル)、約4.6kg(4TBモデル)、約5.0kg(8TBモデル)

搭載UTM機能:ファイアウォール、IPS(侵入防御システム)、アンチウイルス、アンチスパム、URLフィルタリング、アプリケーション制御
(大塚洋介)

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