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じわり人気復活のコンパクトデジカメ、用途別の売れ筋は? - 古田雄介の家電トレンド通信

マイナビニュース / 2025年1月30日 21時30分

「長らく続く部品不足の影響で品切れ傾向になっている人気モデルも少なくないのですが、こちらは比較的入手しやすい状況をキープしていますね。YouTuberの方によく選ばれています。写真ももちろんですが、暗い室内から明るい屋外に出ても白飛びしにくいなど、動画撮影でも強さを発揮します」

売れ筋:趣味のタフ系は「Tough TG-7」

水辺や登山などのアウトドアのお供に人気があるのは、OMデジタルソリューションズの「Tough TG-7」です。水深15mの防水や100kgfの耐荷重、-10度の耐低温性を備える光学4倍ズームカメラで、取材時の価格は59,210円でした。

「キャンプ需要の高まりとともに人気が出た製品ですね。強力な防水性がありますし、外で楽しむさまざまなシーンにお使いいただけます」

売れ筋:仕事用のタフ系は「WG-1000」

一方で、工事現場などでの撮影に人気があるタフなカメラは、リコーイメージングの「WG-1000」とのこと。こちらも水深15mの防水性を備えており、建築現場の工程撮影に最適化した撮影モード「CALSモード」も用意しているのがポイントです。価格は36,800円でした。

「タフですし、首かけ2点吊りもできる仕様で、建築現場の定番になっていますね。エタノールなどでの消毒にも対応しているので医療現場でも使えます。もちろん趣味でも持ち出せますしね」

売れ筋:コスパ重視でスマホ以上を求める人に支持される「KC-ZM08」

コスパ重視となると、1万円を切るトイカメラも子どもへのプレゼント需要がありますが、品質も求めるとなるケンコー・トキナーの「KC-ZM08」がよく売れているとのこと。光学5倍ズームレンズを備え、タッチパネル操作が可能な約148gのカメラで、取材時の価格は26,800円でした。

「このお値段でしっかりズームもできるということで支持されていますね。それ以上のズーム力を求めるとなると、KODAKの『PIXPRO Astro Zoom』シリーズが視野に入ってきますが、価格とのバランスですね」

はみ出し:在庫があれば定番人気の「IXY 650」と「GR IIIx」

取材時には売り切れとなっていましたが、「在庫があれば定番人気」という2モデルも教えてもらいました。

ひとつは、キヤノンの「IXY 650」です。光学12倍ズームが可能な2020万画素カメラで、バッテリー込みで約147gの軽量ボディが支持を集めているといいます。

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