劇団ひとり、「熱量がすごい」異例の収録に手応え 槙野智章は初MCに「僕が!?」

●板東英二以来のアスリート出身MC？
――槙野さんはバラエティ番組のMC初挑戦ということですが、やってみていかがでしたか?

槙野：もうひとりさんにおんぶに抱っこでした。引っ張ってもらいながら、アスリートの良さを引き出そうと思ってやっていましたが、楽しかったですね。

ひとり：なんかずっと自然にやってましたよ(笑)

槙野：(笑)

ひとり：考えたら「今日初めてなんだよな?」って思ったんだけど、すごく普通にやってました。何にも違和感なく、ある種の緊張感もなく。

――私も今、本業のMCの方にインタビューするのと変わらない感じです。

槙野：本当ですか? ありがとうございます(笑)

――オファーが来たときはどんな心境でしたか?

槙野：「僕が!?」っていうのと「ひとりさんに迷惑かけないように」っていうところですよね。あと、今回登場するアスリートの方たちとは元々親交があるので、そのすごさを伝えていければいいなと思いましたし、チャレンジャーのタレントさんたちとどういうふうに戦えるのかというところを伝えられればと思いました。

――アスリート出身の名司会者といえば、板東英二さんしか思い浮かばないです。

ひとり：確かにそうなんだけど、ちょっとスタイル違うんですよ(笑)。だから槙野さんは槙野さんとしてやっていただければ。

槙野：分かりました(笑)

――今回は2日間の収録ですが、1日目の反省点を2日目に生かす部分はありますか?

槙野：もう少しアスリートがどういうふうに思っているかというところを引き出したほうがいいかなと思いました。ただ、最初に結構尺を使いすぎたんで、時間を見ながらですね(笑)

――もう尺感まで考えてMCをされているんですね! では改めて、見どころをお願いします。

ひとり：なんか久々にテレビで見てたら「自分もやってみたい」って思う番組ですね。昔は結構あったけど、そういう番組が今回できたんじゃないかなと思います。

槙野：見ている人たちも一緒に参加してる感覚になるぐらい、心がつかまれる番組になってると思います。そして最後の最後までドラマがあります。

――「スポーツは筋書きのないドラマ」とよく言われますが、まさにですね。
（中島優）