落合博満、イチローの野球殿堂入りが満票ではなかった理由推察「おそらく…」

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元プロ野球選手で野球解説者の落合博満氏が1月31日、YouTubeチャンネル『【公式】落合博満のオレ流チャンネル』で公開された動画「イチローさんの日米野球殿堂入りを祝福! 【落合博満】」に出演。イチロー氏の野球殿堂入りが満票とはならなかったことについて私見を述べた。

○イチロー氏の野球殿堂入りについて私見

1月16日にNPBでの野球殿堂入りが、さらに21日(日本時間22日)にはMLBでの野球殿堂入りが発表されたイチロー氏。日本では得票率92.6％、米国では満票に1票足らずの99.7％の得票率となった。

日本で満票でなかったこともあり、米国での満票が期待されていたイチロー氏だが、この件について落合氏は「75%の得票があれば野球殿堂入れるんだからいいじゃないの? 何も満票にこだわらなくたって、入れたことが素晴らしいんだから」「だって日本でも満票じゃないでしょ?」とコメント。

また、「日本でなんで満票じゃないかっていうのは、おそらく年数だと思う」と言い、「9年間でしょ? で、普通9年間で入るっていうのはあんまりないんだわ。大体15年ぐらいっていうのが一般的な考え方なんだろうけども」「9年間で、なんで日本の野球殿堂入ったか。7年連続首位打者獲ったからですよ」「5年連続でもおそらく野球殿堂には入ったとは思うんだけどね」と解説。

そして、「そこら辺がやっぱり引っかかるっていう風に考えた人も中にはいるんだろうとは思う」と推察していた。

【編集部MEMO】
NPBとMLBで通算28シーズンをプレーしたイチロー氏。NPBで最多タイ記録となる首位打者を7回獲得、パ・リーグ最多記録となる最多安打を5回獲得、MLB史上唯一の10年連続で200安打以上を達成、MLB1年目の2001年シーズンにMVP、新人王、首位打者、盗塁王、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞のタイトルを同時獲得など、数々の記録を打ち立てた。現在は、MLBシアトル・マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めている。
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