山田祥平のニュース羅針盤 第475回 お守り代わりに忍ばせて安心、モノの居場所がわかる小型スマートタグ
マイナビニュース / 2025年2月4日 6時0分
地図の表示にはスマホのアプリを使う。デバイスの近くまで行けば、Pebblebeeと直接の通信ができるようになり、音や光を出すことで失せ物発見となるわけだ。iPhoneとAndroidスマホ、エンドユーザーとしてどちらを使っている場合でも、それぞれのネットワークに参加して、知らないうちに他人の失せ物探しに貢献しているというわけだ。だったら自分もその恩恵をこうむれたほうがいい。
残念なのは、デバイスとして登録したPebblebeeが、スマホのアプリからはちゃんと見えて位置などを確認できるのに、PCやスマホの汎用ブラウザからは見えないことだ。たとえばAndoroidスマホの場合なら、異なるデバイスでも同じアカウントであればアプリで認識できるのに、ブラウザでは存在が見えない。ここはもう少しなんとかならなかったものかと思う。
○お守り代わりに携行、役に立つ日が来ないことを祈る
また、仕組み的に本体は常時電源オンである必要がある。本体内にバッテリを内蔵しているが、機能を維持し続けるためには定期的な充電が必要だ。
今回発売されたタグ型は一回の充電で最大8カ月使える。ざっくり半年に一度充電すればよさそうだ。このくらいの頻度での充電だと、充電が終わったところで予定表などに次の充電タイミングを入れておかないと保守を忘れてしまいそうだ。付属の充電ケーブルをどこにしまい込んだかも、その予定情報に書き込んでおくといい。
個人的には半年に一度、テレビなどの報道で防災を意識しやすい3月11日と9月11日を充電の日とし、この日に、モバイルバッテリなど身の回りの防災グッズの充電状況や消耗品の状態を確認するようにしている。
こうしたデバイスが役にたつ日がこないほうがラッキーなのだが、お守り代わりに、毎日必ずカバンに入れて携行するアイテムに装着して持ち運んでいると、気持ち的にとてもラクチンだ。
著者 : 山田祥平 やまだしょうへい パソコン黎明期からフリーランスライターとしてスマートライフ関連の記事を各紙誌に寄稿。ハードウェア、ソフトウェア、インターネット、クラウドサービスからモバイル、オーディオ、ガジェットにいたるまで、スマートな暮らしを提案しつつ、新しい当たり前を追求し続けている。インプレス刊の「できるインターネット」、「できるOutlook」などの著者。■個人ブログ:山田祥平の No Smart, No Life この著者の記事一覧はこちら
(山田祥平)
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