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【2月の住宅ローン金利ランキング】金利上昇が心配な場合は、固定金利で安心を得る方法も

マイナビニュース / 2025年2月4日 12時22分

画像提供:マイナビニュース

住宅ローン比較サイト『モゲチェック』を運営する株式会社MFSが、今後の金利情報についてお伝えします。解説は、取締役CMO:塩澤崇です。
■2月の住宅ローン金利の動き

2025年2月の住宅ローン金利情報をお伝えします。

日本銀行(以下、日銀)は2025年1月23・24日の金融政策決定会合で追加利上げを実施することを決定しました。

トランプ大統領就任後も今のところ市場に大きな混乱はなく、日銀が重視する賃上げ動向も期待できることから決定に至りました。今回の追加利上げでは0.25%引き上げ、短期金利の誘導目標は「0.50%」となっています。

今回の追加利上げを受け、各銀行は4月に一斉に住宅ローンの変動金利を引き上げる可能性が高いでしょう。多くの銀行が日銀の追加利上げと同じ、0.25%引き上げる可能性が高いと見ていますが、異なる動きをする銀行が出てくるかどうか注目となります。特に10月の日銀利上げ時に変動金利の適用金利を据え置いた三菱UFJ銀行に注目が集まります。

昨年3月のマイナス金利解除に続き、7月の追加利上げ、今回の追加利上げとなり、日本も金利のある世界となっています。モゲチェックでは今後も追加利上げが行われ変動金利が緩やかに上昇する可能性はあるものの、借りすぎには注意するという前提のもと、相対的に低金利となっている変動金利を利用する方が有利であると考えています。

一方で金利の予測は難しく想定外なこともありえるため、今後の金利上昇が心配な方は、固定金利を選択し安心することも正しい判断と言えます。
■金利引き上げタイミングがずれる金融機関などには注意が必要

今月は、ほとんどの銀行において変動金利は据え置きとなっています。1〜3月は例年、住宅ローンの申込者がもっとも多くなるハイシーズンであることと、4月に利上げが決まっていることから金利を動かしづらい状況であるものと考えられます。

なお、固定金利は日本国債10年利回りの上昇などの影響を受け、先月からは全体的に緩やかに上昇しています。

1月から2月の主要金融機関の住宅ローン基準金利及び優遇幅の動きは下記表の通りです。

続いて、昨年4月から今年2月までの主要金融機関の住宅ローン基準金利及び引き下げ幅の動きも確認してみましょう。2024年4月と2025年2月の各金融機関の基準金利・引き下げ幅・適用金利は下記表の通りです。適用金利は年0.15%〜0.25%の上昇となっています。

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