副業の報酬「お金以外でもOK」が80%、新しい価値交換時代の到来か
マイナビニュース / 2025年2月4日 17時40分
佐賀発の食のスキルシェアサービス「ジョブグルメ」を運営するJICUは、副業に関心のある20~60代の男女110名を対象に、「副業の報酬」に関する意識調査を実施した。調査の結果、副業の報酬として「金銭以外も受け入れる」と回答した人が80%に達し、特に農産物・食品やサービス利用権などの現物支給への関心が高いことが明らかになった。また、副業で重視する点として「実績作り」が最も多く、金銭的報酬を上回る結果となった。
○調査の背景
近年、シェアリングエコノミーの発展や物々交換プラットフォームの普及により、従来の金銭報酬に限定されない新しい価値交換の形が注目を集めている。例えば、不用品の物々交換サービスや、共感をベースにした地域通貨の発行、アパレルショップによる思い入れのある洋服の交換など、お金を介さない価値交換の形が次々と生まれ、社会に浸透しつつある。
また、フリーランス人口は2015年と2021年を比較すると1.5倍に増加(※1)し、副業希望者も85%(※2)に達している。このような働き方の多様化と価値観の変化を背景に、「副業の報酬」に関する実態調査を実施した、とのこと。
※1 ランサーズ 『新・フリーランス実態調査』
※2 job総研『2023年副業・兼業の実態調査』
○副業の報酬について「お金以外でも問題ない」が80%
「副業の報酬として『お金以外』(例:食べ物、商品)を受け取ることについて、どのように思うか?」という質問に対し、納得できる内容の報酬であれば「お金以外でも問題ない」と回答した人が80.0%にのぼった。
また、「副業の報酬として『お金以外』を受け取る場合、どの程度まで許容できるか?」という質問に対し、「すべてお金以外でも良い」と回答した人が30.0%をしめている。
これらの結果から、副業における報酬の概念が、従来の金銭中心から多様な価値交換へと大きく変化していることがわかる、としている。
○副業の報酬として受け入れられるものは「農作物・食品」が69.1%でトップ
「副業の報酬として受け入れられるものをすべて選んでください(複数回答可)」という質問に対し、「農産物・食品」が69.1%で最も多かった。次いで、「サービス利用権(例:宿泊券)」が60.9%、「実績・経験として評価されること」が49.1%、「スキルや技術の習得機会(研修・講習など)」が35.5%、「お金での報酬のみ希望」が15.5%という結果となった。
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