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日産「NV200バネット」に車中泊特化モデル登場! 実車で使い勝手を確認

マイナビニュース / 2025年2月6日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

日産自動車が商用バン「NV200バネット」に車中泊特化モデル「マイルーム」を追加した。このクルマ、既存の「キャラバン マイルーム」とは何が違うのか。どんな人におすすめの1台なのか。「ジャパンキャンピングカーショー2025」(会場:幕張メッセ、会期:1月31日~2月3日)で実物をじっくり確認してきた。

NV200バネットがマイルームシリーズに選ばれた理由

日産のマイルームは「お気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んでリラックスできる、新たな車中泊のカタチ」がコンセプトだ。

「NV200バネット マイルーム」のベースとなる「NV200バネット」は5ナンバーサイズの商用バン。高い積載性に加え、「インテリジェント DA(ふらつき警報)」や「踏み間違い衝突防止アシスト」など安全装備が充実しているのが特徴だ。ビジネスユースからアクティブユースまで人気が高い。

なぜ「NV200バネット」をマイルームのベース車両に選んだのか。日産担当者によると「(キャラバンと比べて)乗降性が良く、駐車しやすく、運転しやすいサイズ」であることが理由だという。

「キャラバンのサイズ感だと、乗車する際によじ登るような形になってしまう方もいらっしゃいますし、都市部での運転に困る方もいらっしゃるはずです。その点、NV200バネットは普通に乗降できますし、都市部であっても乗りやすいので、女性でも使い勝手のいいサイズ感だと思います」(以下、カッコ内は日産担当者)

一方、サイズが小さいことにより、荷室(居室)の広さを確保する上では難しさもあったという。

「キャラバンは後部のスペースに余裕があるので、思うままに使えました。しかしNV200バネットは、全長に対して運転席部分が長く取られているので、乗り降りがしやすい分、後部スペースはキャラバンに比べて余裕がありませんでした」

実際に「NV200バネット マイルーム」と「キャラバン マイルーム」の荷室内側寸法(長)を比較すると、NV200バネットが965mmであるのに対し、キャラバンは1,765mmとなっている。これだけ違えば使えるスペースに差が出て当然だ。

そこで「NV200バネット マイルーム」には、広さのハンデを克服する工夫を随所に盛り込んだ。

キャラバン マイルームとの違いは?

実際に実車を見ながら、「NV200バネット マイルーム」に施された工夫を確認していきたい。

担当者がポイントのひとつに挙げたのが、スライドドア内側に配された「スライドドアトリムボード(木目調)」だ。これにより、ドアを閉めた時に木目調フロアから続く一体感を演出するとともに、「キャラバン マイルーム」と同等の木の伸びやかさを表現できたという。

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