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北海道の観光業界をになう人材を育成 - 札幌国際大学が「ホテルビジネスを展開する企業による講座」を単位認定する包括連携を締結

マイナビニュース / 2025年2月6日 8時58分

画像提供:マイナビニュース

総合不動産サービスを展開するザイマックスグループは、札幌国際大学と1月31日に包括連携協定を締結しました。

これにより、2025年度から5年間にわたり『ホテル人材育成総合講座』を寄附講座として提供することになります。

学生たちがホテル業界を広く、深く学ぶ機会に

観光産業が盛んな札幌市では、インバウンド需要の拡大や新規ホテルの開業が相次ぎ、人材不足が深刻化。そのため、ホテル業界に特化した専門知識と実践スキルを備えた人材の育成を目的としています。

ザイマックスグループは、北海道では観光事業に力を入れており、札幌でのホテル経営のほか、千歳でホテルリネン工場、さらに客室清掃会社などホテルビジネス関連事業も展開。

こうした背景から、観光業界全般を担う未来の人材育成に貢献すべく、包括連携協定に至ったそうです。

ザイマックスグループの佐藤氏は、「これまでも他大学で講義を行ってきましたが、正式に単位を付与する講座を持つのは今回が初の試みです。北海道において観光業がますます主力産業となる中、本講座がその未来をになう人材育成の一助となることを期待しています」と語ってくれました。

札幌国際大学学長学長の蔵満氏は「本学は、全国で2番目に観光学部を開設した経緯があり、観光産業に優秀な人材を輩出することを使命としています。2025年4月からはクオーター制へ移行し、学生が演習や留学へ取り組みやすい環境を整えていく予定です。本協定はその取り組みを強化する、非常に意義のあるものです」と述べます。

インターンシップより広く深い学びを体験

寄付講座は観光学部の3年生が対象となり、ANAクラウンプラザホテル札幌、からくさホテル札幌、ザイマックスカレス北海道で、2週間の集中講座として実施予定。

座学と実践の44プログラムからなり、宿泊・料飲・宴会の運営、セールススキル、ホテルリネン知識などを学ぶことになります。

観光学部観光ビジネス学科の田中教授は「インターンシップと異なり、より広く深くホテル業界を学ぶいい機会といえます。就職活動を控えた学生にとって、実務に直結する知識とスキルを体系的に学ぶ仕上げになるでしょう」と期待を語ってくれました。

いま北海道は海外からの観光客でにぎわいを見せており、札幌市内ではホテルが続々と開業中。

この寄附講座「ホテル人材育成総合講座」で学んだ学生たちが、将来の観光業界でどんどん活躍してくれるといいですね。

しだまゆみ しだまゆみ 学生時代に編集プロダクションでアルバイトをして、そのまま就職。かすかに版下と写植の存在を知っている。2000年よりフリーライター/エディター。地元企業の広報や採用にも携わる。最近はソーシャルビジネスに関心あり。 この著者の記事一覧はこちら
(しだまゆみ)

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