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「キャッシュレス決済派」が8割超に増加、「タッチ決済」利用者の割合は? - 電通調査

マイナビニュース / 2025年2月10日 9時54分

画像提供:マイナビニュース

電通において決済領域のマーケティング戦略支援を行うプロジェクトチーム「電通キャッシュレス・プロジェクト」は2月6日、第7回「生活者のキャッシュレス意識調査」の結果を発表した。調査は2024年12月1日~3日、全国20~69歳の1,000人を対象にインターネットで行われた。
○キャッシュレス決済利用者

キャッシュレス決済利用者(キャッシュレスが利用できるところでは「100%キャッシュレス」から「20%程度がキャッシュレス」の合計)は92.9%で、前年(93.5%)から横ばいだった。現金よりキャッシュレス決済を利用する頻度が高い「キャッシュレス決済派」(キャッシュレスが利用できるところでは「100%キャッシュレス」から「60%程度がキャッシュレス」の合計)は80.2%で、前年(78.0%)から2.2ポイント増加した。

○最も利用頻度が高い決済手段

最も利用頻度が高い決済手段は「モバイルQR決済」(34.8%)で、次いで「クレジットカード」(30.9%)「現金」(18.9%)の順。

キャッシュレス決済利用者のうち、2024年以降、スマートフォンなどのモバイル端末で支払う「モバイル決済」の利用回数が増えた人(「とても増えた」「やや増えた」の合計)は61.1%だった。

○キャッシュレス決済の利用頻度

現金よりキャッシュレス決済の利用頻度が高い「キャッシュレス決済派」について、キャッシュレス決済の利用頻度が高いほど、「モバイル決済」の利用頻度が高く、「100%キャッシュレス決済を利用する」人(60.4%)と「60%程度キャッシュレス決済を利用する」人(29.9%)の差は2倍以上(30.5ポイント)。

○タッチ決済利用者

キャッシュレス決済利用者のうち、決済用端末にカードやスマートフォンなどをタッチして決済する「タッチ決済」利用者(「カードの方が多い」「スマートフォンの方が多い」の合計)は89.2%。

キャッシュレス決済利用者のうち、2024年以降、タッチ決済の利用機会が増えた人(「とても増えた」「やや増えた」の合計)は50.1%だった。

2022年1月に発表された第2回「コロナ禍における生活者のキャッシュレス意識調査」以降、キャッシュレス決済の利用者は90%を超え、日本におけるキャッシュレス決済がより一層一般化してきていることが分かる。また、日常生活において、現金よりもキャッシュレスを利用する機会が多い層が前年に比べて増加していることも明らかになった。

こうした結果をうけ、調査では次のようにコメントしている。

「キャッシュレス決済の利用が急速に進展している背景には、スマートフォンの普及率の高さや"ポイ活"の浸透など、キャッシュレスサービスの利用環境が日本全体で整いつつあることが挙げられます。また、最近のトレンドとして、タッチ決済の普及も押さえておきたいポイントです。飲食店や商業施設のみならず、交通機関などでもタッチ決済が利用できるようになり、増加傾向にある訪日外国人客にとっても、普段から使っているクレジットカードを旅行時にそのまま利用できる利便性の高さがあります。今後は、消費者がそれぞれの好みに合わせて決済手段を選択する時代が到来するでしょう。」
(Yumi's life)

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