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しゅふJOB総研 主婦・主夫層を調査、本業以外の収入増で7割が「副業」を選択

マイナビニュース / 2025年2月7日 18時20分

何年にも渡って物価はジワジワと上がり続けています。仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層に「2024年を振り返って、あなたのご家庭では家計の状況はいかがでしたか。感覚に近いものをお教えください」と尋ねたところ「家計にゆとりがあった」が14.0%、「家計が苦しかった」との回答は47.7%と半数近くでした。続けて2025年の家計はどうなりそうかを尋ねると「家計にゆとりができそう」が13.4%、「家計が苦しくなりそう」は43.5%でした。しかしながら、2024年の家計にゆとりがあったと回答した人だけに限ると、2025年の家計にゆとりができそうと答えた人は36.0%であるのに対し苦しくなりそうと答えた人は26.0%に留まります。それに対し、2024年に家計が苦しかった人は2025年も苦しくなりそうと答えた人が55.1%と過半数です。2024年の家計状況に応じて、2025年の家計のゆとり度合いが二分化されている傾向が見られます。

 一方で、家計のゆとり予測について直近3か年を比較すると「家計にゆとりができそう」と回答した人の比率が上昇傾向にあります。厳しい中にも少しずつ、明るい兆しも感じられるようになってきているのかもしれません。「もしあなた自身が本業以外で家計のために収入を増やすとしたら、どんな方法を選択しますか」との質問には「ポイントをためる」が最も多く42.0%、次いで「副業(長期や短期の業務委託・請負契約)」が37.1%でした。4番目に「副業(雇用契約)」が35.1%、5番目に入った「副業(タイミーやウーバーイーツなどスポット仕事)」も27.4%あり、副業に関する選択肢のどれか一つ以上を選んだ人の比率は7割近くに及びます。副業への注目は、2025年もさらに高まっていきそうです。
○しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 プロフィール

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人以上の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。
実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。
○■調査概要

調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:715名(※)
調査実施日:2024年11月26日(火)~2024年12月8日(日)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
※調査対象者のうち、家周りの仕事について「同居家族はいるが主に自分が担当」または「同居家族と自分で概ね平等に担当 」のいずれかを選択した人のみを抽出して集計
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