山崎武司、今シーズンの中田翔に期待できるワケ「僕は…」

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元プロ野球選手で野球解説者の山崎武司(※崎はたつさき)氏が1月10日、YouTubeチャンネル『ピカイチ名古屋チャンネル』で公開された動画「【昨年を大反省する】石川昂弥と中田翔は24年ドラゴンズ10大出来事に欠かせない&周平の居場所はどこなのか。山崎武司さん&ギャオス内藤さんの“福男の漢コンビ”〈第4話〉」に登場。中日・中田翔について語った。

○今シーズンの中田翔に期待できるワケ

中日移籍初年度だった2024年、62試合の出場で打率.217、4本塁打、21打点という成績にとどまった中田。その中田について話が及ぶと、山崎氏は「やっぱり翔の場合はバッティングの状態が1年固まらなかったですよね。やっぱり彼の実績を見ればね、立て直してくれるかなと思ったんですけども、あまりにも凡打した時のバッティングの形がちょっと悲惨でしたよね」と振り返る。

続けて、中田のケガを考慮して中日を4位と予想していたことについて触れられると、「それもちょっと当たっちゃったっていうかね」と苦笑しながら、「まあだから、143試合っていうのは、なかなかちょっと今の翔の状況では無理だと思うんですよ。そういう中で100試合プランとして立てていった時に、どうやって彼を使っていくかっていうことだと思ったんですけども、あれだけやっぱり春先悪かったんでね」と回想。「そのことを考えると、立浪監督は思ったことと全く違うことになってしまった」と立浪和義前監督にとっても想定外の不調っぷりだったと指摘した。

なお、15キロの減量に成功し、自主トレをスタートさせたことも報じられているが、「100キロある人が80キロになるってのはちょっとキツいかもしれないですけど、120が100になったってなんてことないです」と持論を展開。

そして、「だから、そういうこと考えると、今年は翔がダイエットしてきたっていうことは、僕はいい方向にいってくれるかなって」「新庄監督がね、清宮に『絞って』って。僕はあれ絶対いいことだと思ったし、清宮は活躍したじゃないですか。そんなことで活躍するかどうかわかりませんけど。でも、やっぱり間違いなくいい方向にはいくんじゃないかなと思いますね」と期待を寄せていた。

【編集部MEMO】
中日ドラゴンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスなどで通算27年間にわたり活躍した山崎武司氏。通算403本塁打を誇るホームランバッターで、本塁打王に2回(1996年・2007年)輝いている。また、史上3人目のセ・パ両リーグでの本塁打王の達成者でもある。
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