なすなかにし那須、脳梗塞から1年…今も言葉が思うように出てこない葛藤を語る

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お笑いコンビ・なすなかにしが、11日(15:50～)に放送される日本テレビの特番『news every.特別版 Colorful ライフラリー ～人生ってみんな違ってスバラシイ～』に出演する。

日本テレビの多様性キャンペーン「カラフルDAYS」のキックホフ特番として放送される同番組。なすなかにし・那須晃行は、自身の闘病経験とリハビリについて語る。

那須は、2023年12月に脳梗塞を発症し休養。翌年1月にSNSで退院を報告し、テレビ番組やイベントに徐々に復帰している。スタジオで那須は、現在でも言葉が思うように出てこないことの葛藤や、妻・濱田准や相方でいとこでもある相方・中西茂樹の支えについてトーク。自宅でのリハビリの様子を撮影した映像も初公開する。

また、日本テレビのアーカイブから、自分らしい生き方を描いたドキュメントの主人公を追跡する企画では、約30年前、「女性になりたい男子高校生」として紹介されていた人物の今を追跡。まだ戸籍の性別を変えることができなかった時代、懸命に自分らしく生きた主人公と家族の絆の物語に、スタジオでは驚きの声があがる。

森圭介アナウンサーは、新たな生活スタイルとして注目されている「コレクティブハウス」を取材。多様な人々が共同で暮らす住宅での生活の魅力を伝える。

収録を終えた出演者のコメントは、以下の通り。
○■国本梨紗

「私は“多様性”という言葉を聞くときに、自分はその対象じゃない気がいつもしていたんですが、本当に多様性って全ての人のためにあるんだなと今回この番組を通して知ることができて、“多様性”って聞くと今までは緊張していたんですが、すごく近いものに感じました」
○■那須晃行（なすなかにし）

「『苦悩って乗り越えられる』。僕もそうですし、VTRに登場した方も、やっぱり苦悩がある。苦悩があって苦しんでいたけど、それは乗り越えられるというイメージをもちました。それを乗り越えたら、人生明るく見えるって、そんな感じがしました」
○■中西茂樹（なすなかにし）

「改めて那須くんの復帰、本当によかったと思いました。ちょっと安心しました。いろんなご家族の姿を見て、自分も子どもがいますのでどういう風にこれから接していこうとか、今まで僕らが子どもの時の当たり前が全然違うようになっているし、それもちゃんと受けいれてこの先子どもとも接していかないと、と思いました」
○■SHELLY

「苦悩の部分を見るとぐっと胸が苦しくなったりつらくなったりもするけど、その先にすごく輝いているその人を見ると、きっと番組を見ている方で同じように何か悩んでいる方や、苦悩の真っ最中にいる人たちはめちゃめちゃ救われるだろうなと思いました。こういう番組がテレビで放送されて日本中の人たちに見られるということによっていろんな人の考え方がちょっと変わったり、視野が広がったり、想像力が膨らんだりということが起きたら嬉しいです」

【編集部MEMO】
MCのSHELLYは「いろんな家族の形とか、家族のあり方みたいなものをみんなで見ながら、自分に重なる部分はすごく共感したり、こんな大変なことがあるの？ということを知ることもできる」とし、「いろんな状況にいる人たちのことを知るというだけでも感覚が変わると思うので、すごくみんなに観てほしいと思う番組です」と語っている。

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