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アークエッジ・スペースなどが共同開発した衛星が高分解能での撮像に成功

マイナビニュース / 2025年2月10日 18時36分

従来の人工衛星では、画像を取得してから地上に送信するまでに、通信帯域の制約などにより長い時間を要していた。しかし今回の実証では、衛星内で画像を圧縮するオンボード処理技術を用いることで、迅速に地上へと画像を送信し解析・利用することが可能だったとする。
○高度な衛星バス技術の実証

前出のTDIを用いた撮像では、センサの画素レベルで像がぶれないほどの高精度な姿勢制御技術が求められるとのこと。さらに工学系システムの精度保証のために精密な温度管理も求められる中、今回はこれらの実証に成功したという。
○実証技術はさらに大型の人工衛星に適用できる可能性も

アークエッジ・スペースは、東京大学との連携によってこれらの新規性の高いシステムを適切に統合する技術を確立するとともに、TDI撮像のための高精度姿勢制御や精密な温度管理など、高度な人工衛星運用技術を確立したとする。また今回実証された4つの項目は、6U級キューブサットのみならず、今後さらに大型の人工衛星の展開可能だとしており、同社はこれらの技術を活用し、より市場競争力の高い人工衛星の開発・運用および付随サービスの開発を推進するとしている。
(鶴海大輔)



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