「朝寝坊」と「夜更かし」が、子どもの体内時計を狂わせる

nemgym(ネムジム) / 2014年11月11日 13時0分

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「朝寝坊」と「夜更かし」が、子どもの体内時計を狂わせる

成長期の正しい睡眠の習慣が将来の不眠症の予防にもつながります。子どもの睡眠を守りましょう。 厚生労働省が定めた「健康づくりのための睡眠指針2014」は12箇条あります。 第7条は、体内時計のリズムの大切さを提言しています。とくに子どもが夜更かしによって体内時計のリズムを崩してしまう危険性について述べています。第7条は以下の通りです。 第7 条. 若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 子どもには規則正しい生活を 休日に遅くまで寝床で過ごすと夜型化を促進 朝目が覚めたら日光を取り入れる 夜更かしは睡眠を悪くする

夏休みなどの長期休暇後は、体内時計が大きく遅れる

思春期になると、子どもたちは夜更かしをするようになります。「健康づくりのための睡眠指針2014」によると、若年世代では、平日と比べて、休日は起床時刻が2~3時間程度遅くなることが世界的に明らかになっています。 また、起床時刻を3時間遅らせた生活を2日続けると、高校生では体内時計が45分程度遅れるそうです。こうした休日の睡眠スケジュールの遅れは、夏休みなどの長期休暇後に大きくなります。

体内時計のズレの原因は「朝寝坊」と「夜更かし」

1日の覚醒と睡眠のタイミングを司っている体内時計は、起床直後の太陽の光を手がかりにリセットし、1日の時を刻んでいます。光による朝のリセットが毎朝起床直後に行われないと、その夜に寝つくことのできる時刻が少しずつ遅れます。 起床直後の太陽光による体内時計のリセットがうまく行えないと、夜の睡眠の準備が遅れ、さらに朝寝坊の傾向を助長してしまうのです。また、若年世代では、夜更かしが頻繁に行われることで、体内時計がずれ、睡眠時間帯の不規則化や夜型化を招く可能性があります。

朝の光でメラトニン分泌

第7条では、子供たちが夜更かしを習慣にしてしまうことで、体内時計が狂ってしまうことに警鐘を鳴らしています。また、起床してからもカーテンを閉めたままで過ごすなど、朝の光を浴びないことで、メラトニンの正常な分泌を阻害してしまうことにも警鐘を鳴らしています。 寝床に入ってからも、携帯電話やスマホなどを眺め続けることで、光の刺激で、メラトニンを抑制してしまい、寝つきが悪くなることにも注意を促しています。朝は外光を浴びて、メラトニンを体内から減らし、しっかり覚醒することが大切です。夜は、暗い環境を整えて、メラトニンを体内に増やし、良質な睡眠をとりましょう。 成長期に、正しい睡眠の習慣を身につけることは、将来、大人になってからの不眠症の予防にもつながります。食事のしつけ、勉強のしつけと同じように、睡眠のしつけも大切であることを忘れないように心がけたいものです。 参考文献 『厚生労働省第3回健康づくりのための睡眠指針の改定に関する検討会』 『厚生労働省健康づくりのための睡眠指針2014』 photo by Tomas

【提供:武田薬品工業株式会社】

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