HERON PRESTON 2022年秋冬コレクション
NeoL / 2022年2月17日 17時0分
ヘロン・プレストンは2016年に自身の名を冠したブランドをワークウェアとニューヨークへの敬意を表するため始めた。エネルギーに満ち溢れたニューヨークの街では全てが刺激的で、彼にとって清掃員の機能的なユニフォームはマーサーストリートにたむろするスケーターやストリートキッズと同じくらい刺激を与えてくれた。ファッションではなく、スタイルというレンズを通して機能的なガーメントとサブカルチャーのコードを研究し続けることが、今日のヘロン・プレストンのデザイン言語に影響を与え、形成し続けている。
22年秋冬コレクションは、ワークウェアと工業デザインを独自のビジョンを証明するもので、馴染みある実用的なシンボルをリデザインし、モダンなデザインに細文脈化している。ユニフォームの留め具が付いたファイヤーマンジャケット、キルティングのワークウェアジャケット、ユーティリティパンツなどのアイ テムは、本物のワークウェアを引用しながらも、美的、文化的、環境的な観点から再定義し直した。
ビルのファサード、不動産屋のサイネージ、街の工事現場などでよく見られるありふれた光景がコレクションを通して登場。 ワークウェアにインスパイアされたアイテムには、反射テープが意図的に破かれ、テープで止められている。タイル状の文字、工場で使用されるテキスト、企業ロゴ、公式バッジはあえてブートレグのようにデザインされている。ヘロンのシグネチャーであるサギのイラストはアップデートされ、ブランド新たなアイコンとしてコレクションを通して登場。シンプルなモノトーン、ハーフトーン、そしてヘロンの文字をぼかしたアートワークなど、様々な加工やフィニッシュを実験的に使用。
ヘロンは、より環境破壊の少ない方法を選択して生産できるよう日々調査、改善、革新を行っている。その中でも「eX-Ray」とラベル付けされた製品は、ヘロン自らが原材料の出所を把握し、環境への責任を果たすこと、信頼できる製造を行うこと、社会・環境を見守ることを意味する。今 シーズン、ブラックのエコレザーを使用したファイヤーマンズジャケット、サステイナブルナイロンでリマスターしたキルティングジャケットをジャケットなど、プレミアムなアイテムが「eX-Ray」に基づいて生産されている。
マスキュリンという典型的なワークウェアの概念を崩すジェンダーレスなアイテムも多数登場。ファンネルネックとフードが特徴的なヘビーなテディシャーリングのミリタリースモックジャケット、ダイヤモンド型にカットにしたレーザーカットデニムなど力強くシャープなテーラリングが多彩なスタイリングを可能に。モノトーンのエコナイロンアビエーターボンバー、コルセットドレス、ミリタリーカーゴパンツ、スカートなどのワードローブがマスキュリンとフェミニンのコントラストを表現している。アメリカンステープルのヴァーシティジャケットは、スケートにインスパイアされたグラフィカルなシェニールパッチと歪んだ書体がヘロン・プレストンのパーソナルタッチを加え、メンズとレディース異なるシルエットで展開。ワークウェアの伝統的な男性的なシルエットのコーディネートもユニセックスで提案。全体的にオーバーサイズのプロポーションは、サテンのコルセットドレス、透明なボディコンスーツ、HERON PRESTONのオーバーニーブーツなどの女性的な体にフィットしたデザインにもスタイリングできるよう、女 性の体型を念頭に置いてカッティングされている。ワークウェアとフェミニンというありそうでなかった組み合わせは、ニューヨークのストリートで働く女性たちのリアルなスタイリングからインスピレーションを得ており、着る人が独自のアティチュードで自分だけのユニフォームを作ることができるのだ。
また、今シーズン、アンダーウェアのラインがデビュー。Tバック、ブラジャー、ボクサーブリーフ、タンクトップなどがラインナップするインナーウェアは、ブランドのキーカラーであるオレンジのラインに一新したブランドのロゴを配したテープがアクセントになっている。快適さを追求したアンダーウェアに加え、ウィメンズではリフレクティブ素材のブランドタグをプリントしたボディスーツのカプセルと、「eX-Ray」リサイクルジャージーを使用したユニセックスのジャー ジパック(Tシャツ、スウェットシャツ、スウェットショーツ)がブランドを象徴するブラック/ホワイト/オレンジで登場。
アクセサリーは、シグネチャーバッグ「 DSNY」 がトートとバックパックで再登場する。工業用のTYVEK素材でアップデートされ、手作り感を出したリフレクティブテープがアクセントに。ポケットベルをモチーフにした財布は、1990年代のNYカルチャーへのオマージュとして、Heron Pの文字が 刻まれています。 ファウンド・オブジェクトからヒントを得た、金属製のカミソリの刃を再利用したバッグ、ネックレス、ブローチ、イヤリングは、パンクジュエリーのようなDIYの エネルギーを発している。アメリカ軍のユニフォームのフットウェアをよりデイリーユースに再解釈したシューズは、コンバットブーツが加わった。定番 のLOW-KEYスニーカーはナパやスエード素材でアップデートし、BLOCK-STEPERは新しいテクニカルバックヒールでスタイルが一新されている。
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