「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展が東京都現代美術館(MOT)にて開催
NeoL / 2022年10月15日 12時0分
パリ装飾芸術美術館での成功に続き、ロンドン、ニューヨーク¹と世界を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展が、2022年12月21日から東京都現代美術館で開催。本展はディオールと日本との真摯かつ貴重な絆を称える特別な展覧会となる。
OMA²のパートナーである建築家、重松象平が日本文化へのオマージュとしてデザインした新しい空間演出に導かれ、フロランス・ミュラーのキュレーションにより再考案されたこの回顧展では、創設者クリスチャン・ディオールが影響を受けた芸術から、彼の庭園に対する愛、豪華な舞踏会の魔法、ディオールのコレクションに最初から影響を与えていた日本の豊かな創造性への魅力など、素晴らしい発見を伴う75年を超える情熱にスポットが当てられていrう。ユニークなコラボレーションと相互への賞賛によって結ばれたこの揺るぎない友情は、ほとんどが初公開となる貴重なアーカイブ資料によって映し出される。
「ニュールック」の永遠の象徴である「バー」スーツをはじめとした、過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール モデルの数々。クリスチャン・ディオール、そしてイヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリといった後継者である歴代のクリエイティブ ディレクターたちが考案した作品のひとつひとつが公開されています。本展では、東京都現代美術館が所蔵する貴重な作品や、日本人写真家・高木由利子³が本展およびポスターのために撮り下ろした写真など、魅力的な作品が展示される。また、クリスチャン・ディオールの先見性を受け継ぎ、「ディオール レディ アート」や、「レディ ディオール アズ シーン バイ」などで再解釈されたバッグ「レディ ディオール」、「ミス ディオール」、「ジャドール」といった、フレグランスの世界など、ディオールの歴史と絶え間ない創意工夫の賜物である、斬新なアイコンも展示。
注釈1 本展覧会は、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館、上海のロング・ミュージアム(西岸館)、中国の成都当代美術館、ニューヨークのブルックリン美術館、ドーハのM7などで開催された。
注釈2 OMAは、建築、都市計画、文化分析に参画する国際的な建築設計事務所。ニューヨーク事務所のパートナーである重松象平はアメリカ大陸と日本における多様なポートフォリオを牽引している。
注釈3 高木由利子氏は今回の回顧展のカタログ撮影を手掛けた。
<展覧会概要>
会期:2022年12月21日(水)- 2023年5月28日(日)
休館日:月曜日(1月2日(月)、1月9日(月)は開館)および12月28日(水) - 1月1日(日)、1月10日(土)
開館時間:10:00 - 18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F / 地下2F 〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
特別協力 : クリスチャン ディオール クチュール
DIOR.COM 特設ページ https://bit.ly/3V8GZMI
東京都現代美術館 050-5541-8600(ハローダイヤル / 9:00-20:00 年中無休)/ 03-5245-4111(代表)
関連記事のまとめはこちら
https://www.neol.jp/art-2/
外部リンク
- 「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展が東京都現代美術館(MOT)にて開催
- ベルリン在住の編集者・冨手公嘉と東京在住の写真家・相澤有紀による展示「“Reminiscence/回想記録” VACANCE/VACANCY」
- 現代美術家Shin Kudoの写真作品の旧作から新作までを展示する「原風景」
- NFTとファッションに焦点を当てた日本初のフィジカル+メタバースイベント「#NFFT_2022 NEW FUTURE FASHION × TECHNOLOGY」
- 夢のような日常の風景を呼び起こす。ニック・ダーレン展 『人生の学習者』/Nick Dahlen Exhibition “Student of Life”
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