Hirakish来日。speedy lee genesisとリユニオンし、パーティー「Neoplasia4」を開催。「New Age Rockpopadelic」を記念しGR8でのポップアップストアも期間限定で開設
NeoL / 2022年10月16日 17時0分
Hirakish来日。speedy lee genesisとリユニオンし、パーティー「Neoplasia4」を開催。「New Age Rockpopadelic」を記念しGR8でのポップアップストアも期間限定で開設
speedy genesisのライフワーク「Neoplasia」の度目の最新版フルラインナップが公開。初めての、Forestlimitで、星を持ったアーティストHirakish、そして日本で共に生き蠢動する人々と共に作りあげるNeoplasia新章がついに開幕する。
~ speedy lee genesisからのメッセージ ~
2020年のためのアプリとして使命を受け、Yves Tumorと共にたった数時間だけ産声をあげたNeoplasia3が砕け散り、3年の月日が流れてしまいました。時代に翻弄され混迷を深めながらも、アンチエイジングに在り続けることを自称してきた私ですが、ついに初めての場所forestlimitで4回目の扉を開くことになりました。
星を持ったアーティストHirakishが、傑作アルバム「New Age Rockpopadelic」を携えてロサンゼルスより合流することになりました。果てのない夢想家は、大人となり、ネプチューンズやプリンスを連想させながら、それを異化させる存在へと歩みを進めています。テクノロジーや、倫理、疫病といった眩い話題の傍らで、ふと見失いないそうになるトレンドなるものが、ここには確かにある。そう確信できる存在。そんな人間と共にNeoplasia4が催されることは必然なのです。
「New Age Rockpopadelic」を共同で制作した真にマジカルな男イアン・エバンスはHirakishのコラボレーター・親友であり、多くの人にとってはNapolianとして知られた人物でしたが、彼にとってこの作品は遺作となるものです。「(彼には彼自身の) 計画があったんだ」そんな悲しくて美しい物語がライブパフォーマンスとして紡がれることになるかもしれません。
そしてNeoplasia4は古き友人、新しき友人、まだ見ぬ友人を行き来して刺激し合う媒介となってくれるでしょう。そして彼ら、彼女らはspeedy lee genesisとパーティーを作り、流れを生むのです。
さらに、ここからはHirakishを迎える国内のアーティストラインアップを紹介しますが、ここではあえて、Neoplasia4は演出上全てのパーツが最重要であり、一切の妥協なく公演準備が行われているということを宣言させてください。
まずは、バンド「俺はこんなもんじゃない」を率いるKenji Kariuが、2022年に仏レーベルBruit Direct Disquesより発表した最新ソロLP「Sekai」のエクスクルーシブなライブを披露します。このアルバムはtips化したラップトップ音像のテクスチャを持ちつつも、2000年代初頭のArto Lindsayの諸作品のようなブラジリアンポップエレクトロニカのムードを発する稀有な作品であり、肉を得たそのライブはforestlimitに集まる耳の肥えたクラウドを現在時点でノックアウトする可能性を秘めています。
続いて、ATLASと言う名の神戸拠点のヒップホップクルーNERD SPACE PROGRAMに所属し、猛烈な速度でZ世代の抱える不安や葛藤そして衝動的な心を形にしているラッパーと、神出鬼没な活動を行い、透明度の高いフォークソングに、耳障りで少し可笑しいノイズや即興演奏をレイヤーしたり、または拮抗させたりするスタイルで演奏活動を行う堀池ゆめぁのクラッシュライブが敢行されます。同じ時代を生きていること以外の共通点が無いにも関わらず、二人の間には圧倒的なソングメイキングのセンス、詩世界の方向性、消費に対してエスケープを試みるかのような活動の掴めなさ、ビデオの中での振る舞い、SNSの扱い方、など様々な点で共通のムードが流れているように思えます。クラッシュという形式によって、二人の間に横溢する雰囲気が、コンテクストとして情景化する時間が生まれるのではないか。
そしてDJですが、ansuiとRosaは2020年以降の時代に私と並走している (と感じている) 新しい友人たちです。このパーティーのムードを実際に媒介する役割ですので、選曲の音楽的な親和性やキャラクターのバランスを最も重要視してオファーを行ってはいるのですが、実際に私の理解を越えた側面を持つ人々でもあります。裏切り、エゴ、そういった一見不要な要素をもってして驚きの流れを作りパーティーを別の次元に誘ってくれるかもしれません。
私speedy lee genesisは、今回Deadly Sweetという名前のマスク作家のパフォーマンスを伴ってDJを行います。実際に彼女が制作したマスクをご覧になった人は少ないかもしれませんが、その口元、牙の造形や、着ぐるみとしての映像に詰め込まれたフェティッシュなこだわりに、今回の「ナイーブだけど明るい」というテーマへ重なる彼女のムードが見出され、コラボレーションという形で表現を披露してもらうことになりました。
最後にVJを含むステージデザインをSlabとDisc Slaveが担当します。私の演出と彼ら自身の表現へのこだわりが交錯し、このパーティーは異質な状況へ進んでしまうと思います。ちなみに二人とは、プレイステーション1をプレイしながら、私たちがどのように前時代的なテクノロジーを用いて、悲観的でないことを達成するかについて作戦を立てました。
ラインナップに用いた表現ですが、「∞」と題した演出を出演者の間に設け、コンテクストの輪郭を作る試みを行います。私は東京で生き、みんなの状況をなんとか理解しようとつとめました。その成果になるはずです。
「ちょっと空元気を出してみたんだ」「ほんとは元気なんてないから疲れてきたよ」「でも、それでも明るくやっていきたいんだ」そういうナイーブで明るい気分の定着。切り離されていく自己とキャラクターの狭間で不気味に微笑うのです。フライヤーに描かれた少女のように・・・。
この少女のドローイングはetherの仲間sudden starが書いてくれました。
この3年間の途方もなく気色の悪い、でもかけがえのなかった時間を共に過ごした人と始めるNeoplasia4。そして2019年の私を知る人々の再会の寄る辺となることを願います。
結びになりますが、ラフォーレ原宿2.5FのショップGR8888にて、Hirakish「New Age Rockpopadelic」の発売を記念したポップアップストアが10/19から3日間11:00 - 20:00にオープンすることも決定しています。アルバムに関連したグッズから、Hirakish本人が全ての生産を手がけるValenteenラインのアイテムまで多数取り揃え展開されます。こちらもぜひ。
(パーティー「Neoplasia4」の来場予約は特設サイト https://neoplasia.art/ のみにて行なっています。)
それではパーティーでお会いしましょう。
Neoplasia4
10/21 fri at Forestlimit
19:00 open/start
*料金
¥3000 + 1D
オンライン予約 https://neoplasia.art/
*出演 (A to Z):
LIVE:
ATLAS ∞ 堀池ゆめぁ
Hirakish
Kenji Kariu
DJ:
ansui
Rosa
speedy lee genesis ∞ Deadly Sweet
VJ & STAGE DESIGN:
slab ∞ Disc Slave
FLYER DRAWING:
sudden star
【出演者プロフィール】
Hirakish
Hirakish (Hirakish Ranasaki)は、ルイジアナ州ニューオーリンズ出身の現在28歳のアーティスト/ミュージシャン/モデル/俳優/ファッションデザイナー。90年代にプロスケーターであった父親の影響でスケーター文化、音楽とビジュアルアートに触れて育った。19歳の頃、故郷ニューオーリンズの第9地区を離れ、現在も拠点とするLAに移住。ファッションモデルとしての活動をスタート。彼のモデルとしての活動は、2016年秋、Hood By Airのモデルとしてランウェイをハイヒールブーツで疾走したことや、ファッション誌「W」の2016年9月号でRihannaのチームで巻頭特集されたことなどで知られている。モデルとして活動しながらもミュージシャンであるHirakishは、パリのランウェイで踊り、歌う姿が話題に。その高い精神性とファンタジーを融合させるシームレスな能力で、彼はすぐにカルト的な支持を得るようになった。モデル、音楽活動と並行してHirakishは俳優としても活動し、2017年のSafdie兄弟が監督し話題となった映画「Good Time」にもクレジットされている。そんな中、音楽方面ではLAとニューオーリンズに拠点を置くDIYコレクティヴPink Room Projectに所属しつつ活動は本格化していく。2018年8月にロンドンのレーベルNyx Unchainedから、デビュー12インチEP「Black Velvet」をリリース。デヴィッド・ボウイや初期ファンカデリックから多大なインスピレーションを受けたこのシングルは一部で話題となり、2018年末にYves Tumorのワールドツアーにジョイントアクトとして招聘され、翌19年にかけて帯同。そしてそれは2019年に行われたコーチェラフェスティバルのサポート出演にまで及んだ。2021年には自身のアパレルライン「Valenteen」を始動し、Tシャツからバッグ、指輪などで独自の創作センスを発揮したアイテムを制作している。そして2022年、故Napolianとの共同プロデュースで制作された待望のファーストアルバム「New Age Rockpopadelic」がリリースされた。
new age rockpopadelic ( 東京ダンスアニメーション )
Live Again (Official Music Video)
speedy lee genesis
speedy lee genesisは、現在からstylistic beautyをとらえ、変容するDJ・演出家。メインパーティーはNeoplasia(東京)、Ether(東京)。
関連記事のまとめはこちら
https://www.neol.jp/music-2/
外部リンク
- 「ほとんどの曲はロックダウン中のイギリスで書かれたもので、その影響や余波がアルバムからは聴き取れると思う」Interview wtith Squid
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