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ドクターマーチンがブランドをあげて PRIDE と LGBTQIA+コミュニティを称える。「カナイフユキ」デザインによる PRIDE ブーツ発売

NeoL / 2023年4月17日 17時0分

ドクターマーチンがブランドをあげて PRIDE と LGBTQIA+コミュニティを称える。「カナイフユキ」デザインによる PRIDE ブーツ発売








PRIDEの歴史においてドクターマーチンは80年代から何世代にもわたって活動家、運動家、コミュニティの自己表現をする人々から着用されてきた。古くはクリストファー・ストリートデイ、ダイクマーチ、マルティグラなどのパレードにも足元にドクターマーチンがあった。平等な社会を目指し、自由のために行動した素晴らしい着用者たちによって、ドクターマーチンは単なるブーツではなく、クィア文化やアイデンティティをも代弁するアイテムとなったのだ。
ドクターマーチンにとって PRIDEとは一過性のイベントではなく、継続的なコミットメント。ドクターマーチンは、LGBTQIA+コミュニティに敬意を払い、サポートすることを表明。


2023年は、ドクターマーチンのインライン PRIDEコレクションに加え、世界中から3人のPRIDEアーティストとの限定コラボレーションモデルを4月より毎月1型ずつ合計3型のコラボレーションモデルをグローバルで発売。世界中のドクターマーチンブランドのある国から各国がLGBTQIA+アーティストを提案し、知名度に関わらずその国のカルチャーやLGBTQIA+コミュニティ、アーティストの発信するメッセージとブランドの親和性などの背景を考慮し、UKのデザインチームで選考して行われた。
世界中から3人のPRIDE アーティストから選ばれた一人目のアーティストが4月13日(木)に発売になる日本人イラストレーターのカナイフユキとの1460 PRIDE 8ホールブーツ。日本の代表的な文化でもある“漫画”にメッセージやユーモアを込めて表現するスタイルが投影されている。カナイフユキが発行する ZINEのコミックスタイルをベースにトウに「FOR PRIDE」というフレーズとともに、多種多様な人々がそれぞれの個性を大切に平等かつ楽しく暮らせるインクルーシヴな社会を連想させるプリントでメッセージを表現している。
第二弾は5月発売になるアメリカ人アーティストLOVEIS WISEによるJADON, 第三弾は6月に発売になるイギリス人のアーティストWEDNESDAY HOLMESによる 1460 8ホールブーツがそれぞれ発売予定。


カナイフユキのイメージ撮影は日本で行われ、カナイフユキの持つコミュニティ、PRIDEのメッセージをオーセンティックに表現することに焦点をあて、ドクターマーチンのUKクリエイティブチームに加え、LGBTQIA+当事者としての経験を活かし活動するTAIKI率いるOffice Brillerと行い、アーティストのメッセージや世界観、日本のコミュニティを偏見なく伝えるという観点においてもドクターマーチンにおけるPRIDEの精神を反映。





1460 FOR PRIDE(FUYUKI KANAI)¥31,900(税込)ユニセックス展開


SS23インラインコレクションの1460 For Prideブーツは、履いていくにつれ生まれる傷やシワによって、トップコートが剥がれることで下地の虹色の色彩が現れ、一足一足が、履く人と同じように個性的に仕上がっていくブーツ。またPRIDEは大人だけのものではないとし、ブラックのハイドロレザーにレインボーカラーのグラフィックが映えるキッズバージョンは次世代を担う子供たちに向けた、包容力と受容力のメッセージを込めたキッズブーツも同時に展開する。





1460 FOR PRIDE (BLACK+MULTI RAINBOW)¥30,800(税込)ユニセックス展開





1460 J (RAINBOW) ¥13,200(税込)キッズ展開


ドクターマーチンでは、アーティストやクリエイターとのコラボレーションを行い、プラットフォーム化してきたが、その活動はメッセージ発信のみならず、行動でも示してきた。これまでにドクターマーチン全体で20万ポンド以上を、ドクターマーチン基金からは10万8000ポンド以上を、OutRight Actionやakt を含む世界中のLGBTQIA+を支援する慈善団体に寄付。
ドクターマーチン基金は2021年ドクターマーチンが設立した、独立したイギリスの登録慈善団体となり、ドクターマーチン・エアウエア社とは別で慈善事業、支援を行なっている。


ドクターマーチンの日本でのサポート活動
ドクターマーチン・エアウエア ジャパンでは2021年より LGBTQIA+問題の今を変え、10年後を創ることを目指す「認定 NPO 法人 ReBit」へ支援を行なってきたが、2023 年からは日本に加え、上記UKのドクターマーチン基金からもReBitの取り組みを支援することが決定した。(ドクターマーチン・エアウエア ジャパンとドクターマーチン基金の2軸からのサポート) そして、ドクターマーチン・エアウエア ジャパンでは4月22日(土)、23 日(日)に開催されるTOKYO RAINBOW PRIDE 2023への参加も決定し、活動家に履かれてきた歴史をドクターマーチンスタッフ側がパレード参加することで、ブランドの背景を理解し体現する。ブースでは、アーティストのカナイフユキも来場し、ZINEなどの作品も紹介するほか、オンラインとオフラインのチャリティアクティベーションを行う。そこで行われたアクションもReBitの活動資金として寄付される。


カナイフユキ(Fuyuki Kanai)
長野出身。個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動しつつ、エッセイなどのテキスト作品や、それらをまとめたジン(zine,個人出版物)の創作を行う。
個人的な体験と政治的な問題を織り交ぜながら、あらゆる種類のクィアネスにアプローチし、提示しようとする彼のアートワークはポップでモダンな世界観が特徴。2015年から2017年にかけて制作した3つの ZINE「HOME」「WAY」「LONG」をまとめたアンソロジー「LONGWAY HOME」を2018年に出版。淡いパステルカラーと柔らかな線で描かれる人物は、どこか憂いを帯びた表情が印象的となっている。社会の仕組みからこぼれ落ちてしまった人たちの存在を作品を通して浮き彫りにすることで、弱者やマイノリティを排除する社会基準に警鐘を鳴している。


認定NPO法人ReBit ドクターマーチン・エアウエア ジャパン パートナー
日本国内のLGBTQIA+問題の今を変え、10年後を創ることを目指す認定特定非営利活動法人ReBit。約90%の高校生が LGBTQIA+について学校教育の中で学ぶ機会がなく、約70%のLGBTQIA+がイジメを経験しているという日本の現状に向き合い、学校や企業での啓蒙活動を行なっている。


Dr. Martens AirWair Japan
https://jp.drmartens.com/always-proud/
0120-66-1460

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https://www.neol.jp/fashion/

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