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12年という短い活動期間の中で残された多数のピンホール写真から数十点を二会期に分けて展示。山中信夫の展覧会が開催

NeoL / 2023年6月14日 12時0分

12年という短い活動期間の中で残された多数のピンホール写真から数十点を二会期に分けて展示。山中信夫の展覧会が開催

Nobuo Yamanaka, Untitled(11),
1973,(H)25 x (W)30 cm, color photograph
Courtesy of Takuro Someya Contemporary Art




Takuro Someya Contemporary Artにて山中信夫の展覧会を開催中。
1948年に大阪で生まれた山中信夫は、1971年に多摩川の川面に川の流れを撮った 16ミリフィルムを映写する「川を写したフィルムを川に映す」を発表し、作家としてのキャリアをスタートした。その後、初期のフィルム作品と連関しながら発展させていったピンホール写真の技法を用いた代表的なシリーズからインスタレーションや写真を組み合わせた立体など、独自の造形表現を展開させたことで知られている。 活動は海外にも及び、1979年の第15回サンパウロ・ビエンナーレ、1982年の第12回パリ・ビエンナーレにサイト・スペシフィックな大作で参加するなど国際的にもその存在感が高まる中で、1982年に個展の下見に訪れていたニューヨーク滞在中に敗血症により惜しくも34歳の若さで亡くなった。
本展では、12年という短い活動期間の中で残された多数のピンホール写真から数十点を二会期に分けて展示し、あらためて重要な視覚芸術を切り拓いた山中作品の軌跡を辿る。
前期展覧会では、初期の貴重な1973年制作の「あふれる太陽のピンホール」をはじめ14点、1981年制作の「東京の太陽」シリーズ16点を展示する。






Nobuo Yamanaka, Dazzling Sun in Pinhole(5) 1973,(H)25 x (W)30 cm, color photograph
Courtesy of Takuro Someya Contemporary Art




Nobuo Yamanaka | 山中信夫
前期:5月27日(土)〜7月1日(土)
後期:7月15日(土)〜8月19日(土)
開廊:火〜土 11:00 ‒ 18:00
休廊:日曜・月曜・祝日
夏季休廊:8月9(水)〜8月16(水)
会場:Takuro Someya Contemporary Art
〒140-0002 東京都品川区東品川 1-33-10 TERRADA Art Complex 3F TSCA
TEL 03-6712-9887 |FAX 03-4578-0318 |E-MAIL: gallery@tsca.jp
https://tsca.jp/

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https://www.neol.jp/art-2/

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