無意識とともにはじめて「見える」ようになる世界。永瀬沙世が写真集発売とあわせて展示を開催
NeoL / 2023年10月27日 20時0分
永瀬沙世が自らのレーベルで企画し、制作した12冊目の写真集が本展で発刊。
この写真集は前編と後編の2部に分かれており、2021年の「CLARITY」展に続き、今回の「CLARITYⅡ」展の作品を含めて完全な作品集となる。また、前回に引き続きグラフィック・エディトリアルデザイナーの米山菜津子がデザインを手がけている。
本展では写真集「CLARITYⅡ」からインスピレーションを受けた、限定Tシャツ、バッグ、アクセサリーも販売。これらのアイテムは1点ずつ、作家によって制作された。ブランド名はSNSで近日発表予定。
写真集や作品の制作過程は、永瀬沙世のInstagramアカウント@say0ngsで随時公開。
会場では展示だけでなく、本や作品のご購入も可能。
永瀬沙世「CLARITYⅡ」
会期:2023年11月9日(木)〜11月21日(火)
会場:AL www.al-tokyo.jp
住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17 1F
時間:12:00~19:00
会期中無休・入場無料
開催情報:https://sayonagase.format.com/clarity2sayonagase
英語版:https://sayonagase.format.com/clarity2
【会期中イベント】
◆写真家 石田真澄とのトークイベント
11月9日(木) 19:30〜
Instagramでの動画配信を行う。
永瀬沙世 @say0ngs
石田真澄 @8msmsm8
「Clarity(透明さ、明瞭さ)」。永瀬沙世の展覧会にこのタイトルがつけられるのは2回目である。しかしながら、彼女は、単に「透明」で「明瞭」な写真を追求しているわけではない。むしろ「わかりやすさ」から遠く晴れて、茫漠とした世界やそれを見つめる視覚の不完全性から、作品制作を出発させている。彼女にとって「世界」は、自分自身が撮った何万枚もの写真群を幾度となく見直し、主観やエゴを排除しきった後に、無意識とともにはじめて「見える」ようになるものなのである。
牧信太郎 編集者,
『美術手帖』コントリビューティング・エディター
CLARITY Ⅱ
果てしない宇宙の中で人は
一人では生きていけない
他者との繋がりから、無意識に影響を受けたり与えたり。
幸せだとか不幸だとか何が良くてて悪いことか
分けなくていい、常に掴みどころのない状態が
ただそこにある。
だれとどこにいるとほっとしたり緩む感じがするのか
世界の断片が私たちを包む
そんなテーマです.
忙しく奮闘しているみなさま、
手ぶらで軽い気持ちで来てください。永瀬沙世
【書籍販売】
永瀬沙世 写真集『CLARITY』
価格:2,940円(税抜2,800円)ページ:72pページ
サイズ:B5 182 x 250mm
発行部数:400部
デザイン:米山菜津子
発行:YOMOGI BOOKS
【プロフィール】
永瀬 沙世 / Sayo Nagase
東京をベースに活動、兵庫県生まれ。パリ、ストックホルムの出版社LIBRARYMAN社、自身で主催するブックレーベルYOMOGIBOOKSから今までに12冊の作品集を刊行している。近年の個展は、2018年Milky way(GALLERY360 ° )、2019年MERRY GOROUNDを行い、2021 年CLARITY、2023年11月CLARITY II新作個展、写真集リリース
URL https://linktr.ee/say0ngs
関連記事のまとめはこちら
https://www.neol.jp/art-2/
外部リンク
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