空間の「流れ」の一部となるような作品を。陶芸作家・明主航の展示 “廻(み)る/Around”が開催
NeoL / 2024年2月23日 12時0分
3月15日よりVacant/Centreにて、京都・亀岡出身で現在も同地で制作を続ける陶芸作家・明主航の展示"廻(み)る/Around"が2023に引き続き開催される。
作家は近年「型取り」の手法を用いて、箱型の作品や〈白刻〉という器のシリーズを制作している。型を使用しながらも、素材の掛け合わせや、型から外すために必要な砂敷き、丹念な仕上げの工程などに様々な偶発性を取り込むことで、ひとつひとつ全く異なる作品が生まれる。
作品の表面は釉薬で覆われることなく、土・石・砂で出来た自然物のような存在感を放ち、さらには陶器に開く無数の微細な孔を塞がずに、作品が「呼吸」している状態を作り出す。それは作家自身が作品の置かれる空間を意識し、そこに漂う「流れ」の一部となるように、という心づかいの表れでもあるのだ。
土を始めとする素材、人、場所との廻(めぐ)りあわせ、大きな循環のなかにある存在に想いを馳せてつくられる作品たちは、今回どんな見立てに誘(いざな)ってくれるのだろうか。
〈EXHIBITION〉
"廻(み)る/Around"
明主航/Wataru Myosyu
2024.03.15 fri - 03.31 sun 13:00-18:00
金土日のみオープン/Open Fri - Sun
at Vacant/Centre
入場無料/Admission Free
https://www.vacant.vc/event/miru
明主 航/Wataru Myosyu
1990年京都府生まれ。現在出身地の亀岡にて作陶を行う。近年の展示に『漆喰箱写し』(2022)tonoto/京都、『匣』(2022) 水犀/東京、『空く/Suku』(2023) Vacant/Centre/東京、『To Look Again』(2023) Atelier Éditions/LAなど。
関連記事のまとめはこちら
https://www.neol.jp/art-2/
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【京都 蔦屋書店】14名のアーティストによるグループ展「Greeting」を1月11日(土)より開催。新春を彩る約25点の作品を展示。
PR TIMES / 2024年12月20日 13時15分
-
国内外で活躍する「陶芸家・現代美術家 西條茜」。初の美術館個展が1月26日から開幕。
PR TIMES / 2024年12月13日 16時15分
-
【京都 蔦屋書店】高岡太郎の作品展「from manual」を12月20日(金)より開催。土や陶器を主な素材としながら、制作行為の全てを可視化し作品へと昇華する。
PR TIMES / 2024年12月11日 11時45分
-
京都「すみや亀峰菴」にて能楽と現代アートの特別公演を開催 宝生流能楽師 佐野玄宜氏主演の「清経」を披露
@Press / 2024年11月26日 13時30分
-
アート・工芸作品のプラットフォーム「B-OWND」とマンガ家「永井豪」がコラボレーションした陶芸作品を米・マイアミのアートフェアにて発表
Digital PR Platform / 2024年11月26日 11時0分
ランキング
-
1M-1創設者がバッテリィズに泣きそうになった理由 理論派が目立ってきたM-1に2人が与えたこと
東洋経済オンライン / 2024年12月23日 18時38分
-
2電話番号を変更したらメルカリにログインできなくなりました。どうすればいいですか?
オールアバウト / 2024年12月23日 21時5分
-
3賛否の声も。ガストで話題の「アサイー」が食べられる?SNSで話題に。
東京バーゲンマニア / 2024年12月23日 19時8分
-
4「日本新三大夜景」に横浜市が初認定 ヨルノヨなど評価 6位から躍進
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年12月23日 22時30分
-
5お育ちのよい人はハンドバッグをどこに置くかご存じ?知らないと「地味に恥をかく」テーブルマナー
OTONA SALONE / 2024年12月22日 19時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください