アントワープ新星ブランド「Julie Kegels」が2024年秋冬パリコレデビュー

NeoL / 2024年2月27日 21時0分

2024年2月26日現地時間、アントワープの新星 Julie Kegelsが、パリファッションウィークにて2024年秋冬コレクションを発表し、デビューを果たした。

Julie Kegelsは、世界屈指のアントワープ王立芸術アカデミーにて、ファッション界のグールーであるWalter Van BeirendonckとDirk Van Saeneの指導の下で技術を磨いた。卒業後、Meryll RoggeやPieter Mulier率いるAlaïaにてインターンシップの経験を積み、ついに自身のブランドJulie Kegelsのデビューを果たした。
「50/50」と題した Julie Kegels のデビュー・コレクションは、コンテンポラリーなエレガンスと遊び心がさりげなく融合している「JKの女性は、前は仕事で後はパーティー!」と彼女は冗談を飛ばす。膝上丈のグラニーソックスの後ろ姿は挑発的な透け素材、ウールのスカートはショートデニムのバックスタイルで踊る、生真面目なピンストライプは生き生きとしたフローラルモチーフと混ざり合う。
ブランドの際立つクオリティは、特定の型にはまらないこと。現代的な影響、もしくは自身のノスタルジックな記憶がインスピレーション源であるにせよ、彼女のクリエイティブ・プロセスは、ファッションの変革的なパワーを存分に取り入れ、独自の世界感を作り上げることにある。
そうした精神に基づき、ジュエリーやバッグ、シューズは、過去と現在のエレメントが調和する。とりわけ最新の熱成形技術を駆使して巧みにコレクションに織り込まれたロマンティックな古風なレース模様は、現代における傑作である。風変わりなプレッピーカットやエンボス加工のフローラル柄、だまし絵のようなニットなど、タイムレスなデザインに新しい命が吹き込まれたコレクションが完成した。

Julie Kegels／ジュリケーゲル
https://www.juliekegels.com
1998年ベルギー・アントワープ生まれ。
アントワープ王立芸術アカデミーにて、ファッション界のグールーであるWalter Van Beirendonckと Dirk Van Saeneの指導の下で技術を磨いた。
2021年卒業後、Meryll RoggeやPieter Mulier率いるAlaïaにてインターンシップの経験を積み、
2024年ついに自身のブランドJulie Kegelsのデビューを果たす。
ブランドの際立つクオリティは、特定の型にはまらないこと。現代的な影響、もしくは自身のノスタルジックな記憶がインスピレーション源であるにせよ、彼女のクリエイティブのプロセスは、ファッションの変革的なパワーを存分に取り入れ、独自の世界感を作り上げることにある。