『MODE AT LIQUIDROOM』開催。リズムアンサンブルgoatとグラスゴー出身のトリオStill House Plantsによるダブルビル公演
NeoL / 2024年7月22日 17時0分
イギリス・ロンドンを拠点とする音楽レーベル兼イベントプロダクションの「33-33」と、日本を拠点に実験的なアートや音楽プロジェクトを展開するキュレトリアル・コレクティブ「BLISS」が手掛ける実験音楽、オーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するイベントシリーズ『MODE』が2024年9月21日に、本年開業30周年を迎える東京・恵比寿のライブハウスLIQUIDROOMにて『MODE AT LIQUIDROOM』を開催。
プログラムには、大阪を拠点とする音楽家・YPYこと日野浩志郎を中心とした5人編成のリズムアンサンブルgoatが出演。goatは楽器の音階を極力無視し、発音時に生じるノイズやミュート音から楽曲を制作。昨年、結成10周年を迎え、ヨーロッパ各国のフェスティバル、リスナーからも強い支持を得ているほか、2021年にはスイスのコンテンポラリーダンサー・振付師のCindy Van Ackerによる作品「Without References」への楽曲提供なども行い、国外でも幅広く活動している。本年2024年には、オランダのデン・ハーグにて開催されたRewire 2024や、フランスのナントで開催されたFestival Variationsに出演し、ドゥームメタル/ドローン・バンドのSUN O)))との共演も話題となった。
さらに、初来日公演となるイギリス・グラスゴー出身のトリオStill House Plantsも本プログラムに出演。Still House Plantsはボーカル、ギター、ドラムのシンプルな編成からなるバンド。ロックバンドと評されることも少なくない彼らだが、サンプリング、スロウコア、R&Bといった様々な音楽的要素を作品に取り入れ、実験的かつオリジナルなサウンドスケープを創り出すことで世界的に注目を集めている。2024年12月にリリースされた最新作「If I Don't Make It, I Love You」は、アメリカの音楽メディアPitchforkや、イギリスのThe Guardianといった主要メディアからも高い評価を得ている。
高度な演奏技法を駆使し、難解なリズムを重ね合わせ、緊張感のある音空間を創り出すgoat。捉えどころのないメロディとリズム、彷徨いながら赴くままにサウンドを展開するStill House Plants。開業30周年を迎えるLIQUIDROOMにて、アンサンブル/バンドといった合奏形態でありながら、全く異なる音楽を創り出す両組によるパフォーマンスを体感しよう。
*追加プログラムなどの情報はMODEインスタグラムアカウント、MODE公式ウェブサイトなどにて発表を予定。
MODE AT LIQUIDROOM
公演日時:2024年9月21日(土)17:30開場/18:30開演
チケット料金:前売5,500円[スタンディング]※ZAIKOにて販売中
出演者:goat(ゴート/JP)
Still House Plants(スティル・ハウス・プランツ/UK)
会場:LIQUIDROOM 〒150-0011 東京都渋谷区東3-16-6
【出演アーティスト】
goat(ゴート/JP)
2013年に日野浩志郎を中心に結成したグループ。元はギター、サックス、ベース、ドラムの4人編成であるが、現在は楽曲によって楽器を持ち替えていく5人編成で活動している。極力楽器の持つ音階を無視し、発音させる際に生じるノイズ、ミュート音などから楽曲を制作。執拗な反復から生まれるトランスと疲労、12音階を外したハーモニクス音からなるメロディのようなものは都会(クラブ)的であると同時に民族的。2023年には3rd albumとなる「Joy in Fear」をNAKIDから発表。
Instagram
Bandcamp
Youtube
Still House Plants(スティル・ハウス・プランツ/UK)
Still House Plantsは、Jess Hickie-Kallenbach、Finlay Clark、David Kennedyからなるバンド。ボーカル、ギター、ドラムというシンプルな編成ながら、絶えずスタイルを変え、焦点を移し、反復を用いてオリジナルな音楽を作り上げている。
最新作「If I Don't Make It, I Love You」は彼らの3作目となるアルバムであり、これまでのサウンドの集大成となっている。2作目の「Fast Edit」が素早い展開とジャンプカットを特徴としていたのに対し、最新アルバムでは各曲に対するバンドの継続的な取り組みが反映され、音楽に一貫性が生まれ、温かみが増し、多くのリスナーに高く評価されている。
Instagram
Bandcamp
Youtube
関連記事のまとめはこちら
https://www.neol.jp/music-2/
外部リンク
- UKベース・ミュージックを現在進行形で担うプロデューサー/DJ、Roskaが登場!クロスオーバーする国内勢も注目。べ—ス・ミュージックの暑い一夜SUMMER “BASS” JAM 2024が開催
- 『MODE AT LIQUIDROOM』開催。リズムアンサンブルgoatとグラスゴー出身のトリオStill House Plantsによるダブルビル公演
- 要注目のライブアーティストも多数ラインナップする「電気菩薩」が開催 。マカオを中心に活動する「EMMORAL」とのコラボも
- 新宿・歌舞伎町に佇むカオスの象徴『王城ビル』でテクノ・パーティ『MANOS』が始動
- カナダ・バンクーバー出身の三人兄弟バンド「Gliiico」によるライブパフォーマンス・EPリスニングパーティ「Gliiico The Oath」開催
この記事に関連するニュース
-
少子化時代の音楽教育に新たな光を――ビッグバンド、ポップス&ジャズの可能性を探る
PR TIMES / 2024年12月18日 12時15分
-
新進気鋭のガールズ・ボーカル・バンド5組が熱いライブ『Diggin’ Sound vol.2』開催
ORICON NEWS / 2024年12月13日 15時0分
-
QUBITが語る『tiny desk concerts JAPAN』出演 5人組スーパーグループの音楽的挑戦
Rolling Stone Japan / 2024年12月2日 9時0分
-
伝説的バンド「ブルー・ナイル」結成40年以上でアルバムわずか4枚【アナログで聴きたい名盤】
東スポWEB / 2024年12月1日 10時5分
-
革新と普遍を併せ持つ10組の共演、「ツタロックDIG LIVE vol.16」現地レポ
Rolling Stone Japan / 2024年11月25日 18時0分
ランキング
-
1トイレへの行き方も、最愛の人の死も忘れてしまったが…治療のために脳の一部を切除した男性の数奇な人生
プレジデントオンライン / 2024年12月23日 9時15分
-
2葬送業界に激震、中国資本傘下の火葬企業が「葬儀事業」参入 暗黙ルール破り「利益偏重」 「侵食」~火葬(下)
産経ニュース / 2024年12月23日 8時0分
-
3【話題】実は多い…外出先の洋式トイレに「座れない」人たち SNS「神経質すぎ」相次ぐも「消毒しても無理」な人も
オトナンサー / 2024年12月22日 22時10分
-
4日本ユーザーからヒント「Google Pixel」の新機能 12月の「ソフトウェアアップデート」で追加
東洋経済オンライン / 2024年12月23日 8時30分
-
5「海に眠るダイヤ」2018年を描く"最大の謎"の真相 現代編の設定が、なぜ「2024年」ではないのか
東洋経済オンライン / 2024年12月22日 14時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください