関東初公開のカラー原画の展示が決定！「さくらももこ展」

NeoL / 2024年7月29日 17時0分

©さくらももこ　©さくらプロダクション

森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)にて、2024年10月5日(土)~2025年1月5日 (日)まで、「さくらももこ展」が開催。2022年11月より高松市美術館から始まり、全国巡回をしている本展が、ついに東京にやってくる。

本展は、まんが家、エッセイスト、作詞家、脚本家といくつもの顔を持ち、新しいキャラクターやエッセイを次々と生み出し続けた稀代のアーティスト・さくらももこの、今もなお輝き続けるその全魅力に迫る展覧会。
さくらももこは、まんが家として1984年のデビュー以降、こどもから大人まで愛される作品や、ブラックかつカオスなユーモアセンスが存分に発揮された作品、ライフステージに寄り添ったエッセイ作品まで、多岐にわたる作品を生み出した。
本展覧会では、代表作を含む約300点のカラー原画や直筆原稿をこれまでにないボリュームで一堂に展示する。
また、本展は前期・後期で一部カラー原画の入れ替えを予定。

〝描く〞ことと〝書く〞ことを楽しみつくし多忙を極める一方、季節のうつろいや小さな日常をこよなく愛したさくらももこの世界を楽しもう。

さくらももこ展
Momoko Sakura exhibition
◆会期: 2024年10月5日(土)~2025年1月5日(日)
前期:2024年10月5日(土)~2024年11月20日(水)47日間
後期:2024年11月21日(木)~2025年1月5日(日)46日間
◆開館時間: 10:00~18:00
※金曜日・土曜日、10月13日(日)、11月3日(日)は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで ◆入館料: 未定
◆会場: 森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52 階)

◆公式サイト: 【展覧会公式サイト】 https://sakuramomoko-ten.com/
◆公式 SNS: 【展覧会公式 SNS】 https://x.com/sakuramomokoten (@sakuramomokoten)
※その他の巡回先など最新情報は決まり次第公式サイト等でお知らせいたします。 ※その他の詳細情報は、森アーツセンターギャラリー公式サイト(https://macg.roppongihills.com/jp/)で順次公開予定
※本展覧会に関する情報は予告なく変更になる場合があります。最新情報は森アーツセンターギャラリー公式サイトにて必ずご確認ください。

■会場構成・みどころ

【序章「さくらももこができるまで」】
「さくらももこ」ができる前、まんが家デビューまでの時間を、少女時代の私物や卒業文集、絵日記などの展示を通して振り返る。

『ひとりずもう』　総扉絵／ ©さくらももこ／通期

『ももこのほのぼの劇場』　いつものかえりみち　扉絵／ ©さくらももこ／前期のみ

【第1章「ももことちびまる子ちゃん」】
さくらももこの代表作『ちびまる子ちゃん』で記念すべき初めてのカラー扉絵や、原画によるキャラクター紹介を展示。第1章だけで展示する原画はなんと100点以上! ボリューム満点の展示となっており、好きなキャラクター・懐かしのエピソードにも出会うことができる。

『ちびまる子ちゃん』　その１　おっちゃんのまほうカードの巻／ ©さくらプロダクション／通期

『ちびまる子ちゃん』　その71　まる子きもだめしに出かけるの巻　扉絵／ ©さくらプロダクション／前期のみ

さくらももこのシリーズ絵本３』　ちびまる子ちゃん百恵ちゃんのコンサートに行く／ ©さくらプロダクション／前期のみ

『ちびまる子ちゃん』　その36　まるちゃん南の島へ行くの巻（後編）　扉絵／ ©さくらプロダクション／後期のみ

【第2章「ももこのエッセイ」】
文章を書くことは何故か苦にならず、高校3年の時に書いた作文が「現代の清少納言」と称されたことからエッセイまんがを描くことを思いついたという、さくらももこ。その才能は1991年発刊の『もものかんづめ』で開花する。
第2章では、『もものかんづめ』の巨大原稿用紙や拡大本のほか、『まるむし帳』や『ももこのいきもの図鑑』などさくらももこが手がけたエッセイに関する展示も登場。

『もものかんづめ』　奇跡の水虫治療／ ©さくらプロダクション／通期

『まるむし帳』　今のわたしの声／ ©さくらももこ／通期

『ももこのいきもの図鑑』　最終回／ ©さくらももこ／通期

【第3章「ももこのまいにち」】
1994年に男児を出産。変わらず仕事に追われつつも、子どもと過ごす時間を大切にしたいという思いを抱えていた日々の中でうまれた作品を展示。『そういうふうにできている』や『スーパー0くん』、『のほほん絵日記』など数々の作品の中から、さくらももこが大切にした日常を見つけてみて。

『スーパー０くん』　おばけやしきへ行くのまき　扉絵／ ©さくらももこ／前期のみ

『のほほん絵日記』／ ©さくらももこ／通期

『ももこのまんねん日記』／ ©さくらももこ／前期のみ

『ももこの21世紀日記』／ ©さくらももこ／後期のみ

【第4章「ももこのナンセンス・ワールド」】

さくらももこが「ナンセンス」に本気で取り組み、その才能をあますことなく発揮した異色の作品、さくらももこの発想の原点ともいわれる『神のちから』と『神のちからっ子新聞』を展示。ナンセンス・ワールドを表現して考え抜かれた額縁や展示レイアウトにも注目して、空間そのものを楽しもう。

『神のちから』／ ©さくらプロダクション／後期のみ

『神のちからっ子新聞』／ ©さくらプロダクション／通期

【第5章「ももことコジコジ」】
ふとした落書きから誕生した、正体不明の宇宙の子、コジコジ。コジコジが発する濁りのないことばの数々は、読む人に寄り添いそっと背中を押してくれる。あたたかな言葉と画でつくられた空間を堪能して。

『COJI-COJI』　第１話　コジコジはコジコジの巻／ ©さくらももこ／通期

『COJI-COJI』　第2話　がんばれ!! ジョニー君の巻　扉絵／ ©さくらももこ／前期のみ

『COJI-COJI』　第14話　正月君の活躍だ‼ の巻　扉絵／ ©さくらももこ／後期のみ

『COJI-COJI』第32話クールのひけつの巻／ ©さくらももこ／通期

【終章アトリエより】

仕事でもプライベートでも、みんなを楽しませ、面白がらせることが大好きだったさくらももこ。その思いは遺された作品の中にも宿り、いまを生きる私たちに幸せを届けてくれます。まる子とコジコジの冒険を描いた『まるコジ』の名場面と、ひとつひとつ丁寧に描かれた39点にものぼる小さなイラストたちが展示を締めくくる。

『ももこのファンタジック・ワールド　コジコジ』　コジコジがやってきたの巻／ ©さくらももこ　©さくらプロダクション／前期のみ

さくらももこプロフィール
1965年5月8日静岡県生まれ。1984年『教えてやるんだありがたく思え!』でデビュー。1986年「りぼん」で『ちびまる子ちゃん』連載開始。1989年同作品で第13回講談社漫画賞受賞。1990年作詞をした「おどるポンポコリン」が日本レコード大賞ポップス・ロック部門受賞。1991年初エッセイ『もものかんづめ』がベストセラーに。『さるのこしかけ』(92年)で第27回新風賞受賞。『スヌーピーブックス』シリーズでは翻訳を手がけるなど幅広く活躍した。2018年8月永眠。

■「さくらももこ展」東京会場開催記念!X投稿キャンペーン
「さくらももこ展」東京会場の開催を記念して、X投稿キャンペーンを実施。第1弾キャンペーンでは、さくらももこ作品との最初の出会いや思い出のエピソード「マイ・ファーストももこ」を大募集!森アーツセンターギャラリー公式「X」アカウントをフォローの上、「#さくらももこ展東京会場 X 投稿キャンペーン」をつけてXで投稿しよう。投稿いただいた方の中から抽選で15組30名様を「さくらももこ展」東京会場にご招待。
【応募方法】
1. 森アーツセンターギャラリー公式「X」アカウントをフォロー (https://x.com/MoriArtsCenterG)
2. 「#さくらももこ展東京会場X投稿キャンペーン」ハッシュタグをつけて、さくらももこ作品との出会いのエピソード「マイ・ファーストももこ」をポスト【応募期間】
2024年7月25日(木)~8月4日(日)23:59 【当選者発表】
2024年8月中旬(「X」のダイレクトメールにてご連絡します)
※応募条件など詳細は下記URLをご確認ください。 https://macg.roppongihills.com/jp/exhibitions/sakuramomoko-ten/