1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

写真を通して二つの場所を繋ぎ合わせ、写真とは、空間とは何かを問いかける。写真家・野田祐一郎による展覧会「from to」

NeoL / 2024年8月9日 12時30分

写真を通して二つの場所を繋ぎ合わせ、写真とは、空間とは何かを問いかける。写真家・野田祐一郎による展覧会「from to」

ft-001 Yuichiro Noda 2024
Lambda print 279 x 355 mm


VAGUE KOBEにて、写真家・野田祐一郎の展覧会「from to」が開催中。
野田は、目には見えないものを捉えるかのように、日常に潜む空気の些細な微差や、そこに存在する時間を表出させる写真家。彼の目により切り取られた世界は、鑑賞者に静かな余韻をもたらす。


今回の写真展では、作家自身が南仏アルルの街を訪れる中で出会った景色を、アルルにも拠点を持つVAGUE KOBEで展示することにより、写真を通して二つの場所を繋ぎ合わせる新しい試み。アルルは豊かな光と石灰岩で作られた独特の色合いが特徴的な街だが、野田が捉えたのはまた彼自身にしか見つけられないそれらの断片。
現地の自然素材を活かして作られたVAGUE KOBEの土壁は、部屋ごとに空気を変え体験の質も変化させている。
その空間にそれらの写真が合わさることにより、鑑賞者に写真とは、空間とは何かを問いかける。



以下、アーティストによるステイトメント。


この展示は写真と空間の相互作用に関する新たな試みです。
展示のお話しをいただいて、VAGUE KOBEで展示をするならアルルでの写真を使ってという考えがすぐに浮かびました。これまでに、私は3回南仏アルルに訪れており、それらの体験からVAGUEの空間とアルルの空気に共通する何かを感じたからだろうと思います。
“こことあそこを繋げてみたい”。VAGUEの空間にアルルの写真が加わることにより、空間と写真が互いに作用し合い、部屋(箱)の窓から外風が吹き込むように、カメラという箱を通した写真(窓)からアルルの風が吹き込んでくるような新しい世界が立ち上がってくるのではないかと信じます。





ft-002 Yuichiro Noda 2024
Lambda print 400 x 500 mm






ft-007 Yuichiro Noda 2024
Lambda print 800 x 1000 mm


Yuichiro Noda ー from to
2024年8月2日(金)ー9月30日(月)
毎週金曜日ー月曜日 12pmー6pm
VAGUE KOBE 兵庫県神戸市中央区 海岸通9—2 チャータードビル4F

展覧会に関するお問い合わせは vague-kobe@tystudio.fr までご連絡ください。


Instagram
@vague_kobe


関連記事のまとめはこちら


https://www.neol.jp/art-2/

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください