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海洋ごみや廃材、木材、毛糸など様々なマテリアルを用いて独自のアートを生み出すhi-dutchによる個展「little by little」

NeoL / 2024年11月27日 17時0分

海洋ごみや廃材、木材、毛糸など様々なマテリアルを用いて独自のアートを生み出すhi-dutchによる個展「little by little」



SAIにて、アーティストhi-dutch(ハイダッチ)による個展「little by little」がGALLERY TARGETと共催で、12月7日(土)から12月26日(木)まで開催される。


海洋ごみや廃材、木材、毛糸といった様々なマテリアルを用いて独自のアートを生み出すhi-dutch。サーフボード修理で培ったリペア技術を応用し、廃棄物と自然素材を組み合わせた手法で、マテリアルに新たな命を吹き込み、私たちに素材の意味や価値について再考を促す。また、彼は国内のみならず、アメリカ、香港、台湾、オーストラリアでのグループ展に参加し、チャリティーオークションや海岸環境保護団体への寄付を通じて、作家独自の軸を持った活動で注目を集めている。5年ぶりの個展となる本展は、作家本人にとって過去最大の集大成であり、現在の心境や時代を反映した60点以上の新作がSAIの空間を彩る。


本展のタイトルである「little by little」は、小さな一歩一歩の積み重ねによって、全体の進歩や変化を少しず つ実現していくという作家の制作マインドを体現。インターネットを通じて情報が爆発的なスピードで拡散する一方で、実際に物事が進むスピードは昔と変わらず、日常は少しずつゆっくりと積み重ねられていく。アーティストの代表的なシリーズである、海に捨てられた既製品や大量生産品の欠片を飲み込んだ魚のように、かつての人間的な意味合いから離れた海洋ゴミは、マテリアルとして境界のない海に漂流し、作品の素材として新たな意味を与えられ、いくどにも重なる糸のように新たな繋がりを形成していく。言葉を介さない人間や動物のコミュニケーション、歳を重ねるごとに纏うオーラ、樹木の成長や海を取り巻く環境などに目を向け、作家は一本ずつ丁寧に毛糸を並べることで、人の営みの中に広がる普遍的な側面に注目し、時代や場所、文化の垣根を超えて共通する不変性を模索する。綴られた糸のリズムは、どこまでも繊細で、まるで宇宙の起源を丹念にたぐり寄せるように見え、観る者の心を静謐でおだやかな世界へと誘う。




海の空間、木の空間、飼い猫からインスピレーションを得た猫の空間、友好関係の深いアーティストとのコラ ボレーションの空間。4つの空間で構成された本展は、作家の世界観への没入を仰ぎ、作品にじっくりと向き合うことができる空間を構築。また会場では、作家の飼い猫をモチーフにしたメディコム・トイとのコラボレーションクッションをはじめ、Tシャツやステッカーなどのオリジナルグッズも販売される。




hi-dutch solo exhibition
“little by little”


会期:
2024年 12月 7日 (土) - 12月26日 (木)
11:00 - 20:00 (無休)
 


SAI

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前 6-20-10
RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
03-6712-5706


Cooperate with GALLERY TARGET

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https://www.neol.jp/art-2/

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