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デジタル時代の匿名性と身体性の緩衝地点。彫刻家・菅原玄奨による個展「The Common Call」

NeoL / 2024年12月13日 20時0分

デジタル時代の匿名性と身体性の緩衝地点。彫刻家・菅原玄奨による個展「The Common Call」



2024年12月20日(金)- 12月25日(水)、2025年1月7日(火)- 1月18日(土)にかけて、彫刻家・菅原玄奨による個展「The Common Call」が西麻布のTAV GALLERYで開催。


菅原はデビュー以来「テクスチャーと触覚性」をテーマに、デジタル時代の匿名性と身体性の緩衝地点を人体彫刻の制作を通して探求してきた。本展に出品される新作では、従来の匿名的な人物像から「特定の人物像」への移行が見られ、スタイリストやブランドとの連携を通じた新たな表現の模索がなされている。


工業的な触覚性から新たなテクスチャーへと変換された作品群は、グローバリゼーションから脱グローバリゼーションへの転換、10年代のVapor Wave表現から20年代の個々の記憶や夢を基盤とするDream Coreへの移行といった時代性を反映。一貫したメタフィクショナルな制作プロセスやマテリアルの更新を通じて鑑賞者の視点を揺るがす知覚体験は、具象彫刻の新たな可能性を示唆している。


本展には、メンズファッションレーベルのSOSHIOTSUKIに師事したのち、近年活動の幅を広げているスタイリストの庄司洋介、衣装はアウトドア総合ブランド「mont-bell」が協力。個と共同の交点を模索した菅原玄奨の新たな試み『The Common Call』をぜひその目で。









菅原玄奨
個展「The Common Call」
会期:2024年12月20日(金)- 12月25日(水)、2025年1月7日(火)- 1月18日(土)
※2024年12月26日(木)- 2025年1月6日(月)は休廊
時間:13:00-20:00
レセプションパーティ:2024年12月20日(金)19:00-21:00
休廊:日、月
会場:TAV GALLERY(西麻布)
住所:〒106-0031 東京都港区西麻布2丁目7-5 ハウス西麻布 4F
入場料:無料
出展作家:菅原玄奨
協力:庄司洋介、mont-bell
https://tavgallery.com/the-common-call/

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https://www.neol.jp/art-2/

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