MY FAVORITE 5 SONGS ANCHORSONG

NeoL / 2016年1月16日 15時0分

ミュージシャンがお気に入りの５曲をセレクトする大好評企画第１０弾。BonoboやQuanticなどを発掘し、独自の審美眼で良質な作品を世に送り出し続けるUKの老舗レーベルが認めた日本人アーティスト、ANCHORSONG。ジャイルス・ピーターソンやローラン・ガルニエ、カリズマ、オスンラデなど、世界中から多くの賞賛の声とサポートを受けるANCHORSONGが選ぶ５曲を紹介。

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Joni Mitchell “Case of you”
この曲が収録されている『Blue』は一番好きなアルバムのひとつで、10年以上前に出会って以来、少しも飽きることなく今でも頻繁に聴いています。いろんなタイプの音楽を知れば知るほど、シンプルな音楽の奥深さがわかるような気がしていて。そういう意味ではこれに勝る作品には未だに出会っていません。この曲を選んだものの、アルバムのすべての曲に同じくらい思い入れがあります。

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Fleetwood Mac “Dreams”
友達のバースデーパーティーで、DJがこの曲をかけていて。曲名を教えてもらって、この曲が収録されている『Rumours』をレコードで買ったんですが、それ以来文字どおり擦り切れるくらい繰り返し聴いています。音楽はアルバム単位で聴くことがほとんどなので、この作品のように最初から最後まで一瞬の隙もないものに出会えた時は本当に嬉しいですね。

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Rhye “Open”
『Woman』はここ数年で一番好きなアルバムのひとつ。ソングライティングはシンプルでストレートなんだけど、アレンジがすごくモダンで、懐古的なところが少しもない。先日タイのフェスでライブを観る機会があったんですが、中でもこの曲の中盤のジャムセッションが最高でした。

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The fin. “Night Time”
去年都内のライブハウスで彼らと競演した際に、この曲の生演奏を聴いてすぐファンになりました。欧米の音楽の空気感を少しも違和感なく取り入れていて、こんなバンドが日本からも出てくるようになったんだと驚いたのを覚えています。先日ロンドンにライブしに来ていて遊びに行ったんですが、オーディエンスもすごく盛り上がっていました。

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Floating Points “Nespole”
最近はいろんな作品に一瞬でアクセスできてしまうこともあってか、同じ作品を繰り返し聴くことがあまりないんですが、、『Elaenia』は今年最も聞き込んだ一枚。過去のフロア向けのシングルの数々が大好きだったので、最初は少し拍子抜け気味だったんですが、聞けば聞くほどに味が出る、典型的なスルメのような作品。中でもこの冒頭曲がお気に入りです。

ANCHORSONG
『Ceremonial』
１月22日発売
（TRU THOUGHTS / BEAT RECORDS)
beatkart：http://shop.beatink.com/shopdetail/000000001981/
Amazon：http://amzn.to/1SCyAKx
Tower Records：http://bit.ly/1leczXy
HMV：http://bit.ly/1iMBpf5

BonoboやQuanticなどを発掘し、独自の審美眼で良質な作品を世に送り出し続けるUKの老舗レーベルが認めた日本人アーティスト、ANCHORSONG。1月22日の発売されるアルバム『Ceremonial』（日本盤のみボーナストラックが2曲追加収録）は、ジャイルス・ピーターソンやローラン・ガルニエ、カリズマ、オスンラデなど、すでに世界中から多くの賞賛の声とサポートを受けており、前作で魅せたキャッチーでメロディックなフレーズとビートはそのままに、ミニマル・ミュージックの方法論を取り入れ、オーケストラ・ポリリズムからブルージーなハイライフ、そして“フェラ・クティ”スタイルのアフロビートの影響を色濃く反映させた意欲作となっている。