国立国際美術館開館40周年記念展、鑑賞者が”トラベラー”に
NeoL / 2018年1月28日 18時29分
ロバート・ラウシェンバーグ《至点》1968年 国立国際美術館蔵 © Robert Rauschenberg Foundation 提供:NTT InterCommunication Center [ICC]
特別展「トラベラー:まだ見ぬ地を踏むために」が、国立国際美術館の開館40周年を記念して開催される。会期は2018年1月21日から5月6日まで。
本展は、全館を会場に二部構成で展開される。
「The Multilayered Sea:多層の海」と題した第一部は、時間や歴史、記憶という多層化したレイヤーから現代社会の姿を浮かび上がらせる作家の作品を、同館にゆかりのある収蔵作品と現代作家の作品と交互に展示する。
第二部では「Catch the Moment:時をとらえる」をテーマに、絵画や彫刻に限らずインスタレーションや映像など新しいスタイルの作品が増えたことを背景に、パフォーマンス作品を通じて今後の美術館の未来を探る。
出品作家には畠山直哉、米田知子、森村泰昌ほか、さまざまな分野のアーティストの作品が集結。絵画や彫刻、映像、パフォーマンス作品のほか、同館が収集した約8,000点ものコレクションにインスピレーションを得たコミッションワークが展示される。
また、同館のコレクションであるロバート・ラウシェンバーグの「至点」(1968年)が大規模な修復を経て再び展示される。
新たな試みにあふれた本展。鑑賞者は時空を超えた「トラベラー」となり、自由に想像力をめぐらせることができる。
トラベラー:まだ見ぬ地を踏むために
会期:2018年1月21日(日)〜5月6日(日)
会場:国立国際美術館
住所:大阪市北区中之島 4-2-55
開館時間:10:00〜17:00
※金曜・土曜は20:00まで(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日
※ただし2月12日(月・休)は開館し、13日(火)は休館。4月30日(月・休)は開館
観覧料:一般 1,200(900)円、大学生 800(550)円、高校生以下・18歳未満は無料
※()内は20名以上の団体料金
夜間割引料金:一般 1,000円、大学生700円(金曜・土曜の17:00〜20:00)
出展作家:マリーナ・アブラモヴィッチ、ヴィト・アコンチ、アローラ&カルサディーラ、ナイリー・バグラミアン、アレクサンダー・コールダー、ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー、ヒーメン・チョン、榎忠、ジェイ・チュン&キュウ・タケキ・マエダ、ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス、藤井光、シアスター・ゲイツ、アルベルト・ジャコメッティ、テリーサ・ハバード/アレクサンダー・ビルヒラー、許家維、小泉明郎、ロベルト・クシミロフスキ、ポール・マッカーシー、ボリス・ミハイロフ、ジョアン・ミロ、森村泰昌、大竹伸朗、ロバート・ラウシェンバーグ、ピピロッティ・リスト、カリン・ザンダー、笹本晃、関川航平、潮見允枝子、塩田千春、白髪一雄、ロバート・スミッソン、須田悦弘、高松次郎、植松奎二、ヤン・ヴォー、米田知子ほか
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