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ブルーノ・ムナーリの回顧展、日本初公開作含む約320点を紹介

NeoL / 2018年5月26日 9時6分

ブルーノ・ムナーリの回顧展、日本初公開作含む約320点を紹介

《穴のあるコンポジション》1950年、カーサペルラルテ=パオロ・ミノーリ財団
© Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari



ブルーノ・ムナーリの回顧展『ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ BRUNO MUNARI Conservare lo spirito dell'infanzia』が、神奈川・葉山の神奈川県立近代美術館 葉山で開催中。会期は、6月10日まで。


本展では、1985年に東京・青山のこどもの城で行なわれた回顧展で実演されたワークショップを「ムナーリを読み解く鍵」として据え、ムナーリが生前発表した作品約320点を展示。そのうち約150点は日本初公開となる作品で、未来派に関わっていた時代の作品や晩年の絵本原画などを紹介する。さらに、会期中毎週土曜はムナーリの絵本や遊具を手に取ることができる場を設ける。


ブルーノ・ムナーリは、1998年に逝去したイタリアの美術家。19歳の時にイタリアの前衛美術運動・未来派に参画して大きな影響を受ける一方、雑誌の編集や挿絵などの仕事を通してデザインへの造詣を深めた。第2次世界大戦後は、具体やプログラムアートなどの芸術運動と密接に関わったほか、照明や家具も多数発表。晩年は独創的な子ども向けのワークショップを考案し、遊具も手掛けた。




《読めない本》試作 1955年、パルマ大学CSAC
© Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari



『ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ BRUNO MUNARI Conservare lo spirito dell'infanzia』
2018年4月7日(土)~6月10日(日)
会場:神奈川県 葉山 神奈川県立近代美術館 葉山
時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜
料金:一般1,200円 20歳未満・学生1,050円 65歳以上600円 高校生100円
※中学生以下無料
※障害者手帳など提示で障害者および介助者1名無料

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http://www.neol.jp/art-2/

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