パレスチナの美容室に集った女性たちによる、彼女たちなりの戦争への“抵抗”

第68回カンヌ国際映画祭批評家週間に出品され話題を呼んだ、ガザで生まれ育った双子の監督・タルザン＆アラブ・ナサールによる初長編映画『ガザの美容室』が公開。



パレスチナ自治区・ガザの美容室。離婚調整中の主婦や出産間近の妊婦など様々な女性客でにぎわい、皆、女だけの憩いの場を楽しんでいた。が、通りの向こうで銃が発砲。美容室は戦火の中に取り残されてしまう――。



「私たちが争ったら、外の男たちと同じじゃない」――極限状態の中、オシャレをし、たわいないおしゃべりに興じ、たわいない毎日を送る……美容室というごく日常的なワンシチュエーションで、戦争の理不尽さ、恐怖を追体験させる衝撃作。公開は、6月23日より。



ガザの美容室
監督・脚本：タルザン＆アラブ・ナサール
出演：ヒアム・アッバス、マイサ・アブドゥ・エルハディ、マナル・アワド、ダイナ・シバー、ミルナ・サカラ、ヴィクトリア・バリツカ ほか
（2015年／パレスチナ・フランス・カタール）
6月23日（土）新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国順次公開
http://www.uplink.co.jp/gaza/

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