名画とアニメやゲームとをリミックス、美術家の森洋史が個展「Metafiction」開催

《 If There was impossible Campbell’s Soup Cans... Vegetable LEGO Mix 》



森洋史による個展「Metafiction」が、銀座 蔦屋書店にて開催中。会期は、1月31日まで。



パロディを手法とし、既存のイメージを組み合わせた作品を制作する美術家の森洋史。 主に、西洋の宗教画や日本の古典美術等の名画と、アニメやゲームから引用したイメージのリミックスを展開し、文脈の異なる別々のイメージが共存する違和感とともに、「見たことあるようで、見たことない」というアイロニーに満ちた既視感を作品で表現する。また、一見すると工業製品のような精度を持つ作品は、最新の技術を駆使して制作されており、高い技術を用いた技法によって生まれる緻密さとは裏腹にアニメ調に描かれたイメージとのアンバランス感が生み出す「ズッコケ感」は、作者の仕掛けた壮大ないたずらと言える。





《 Seasonal Revolutions - Christmas 》





《 Seasonal Revolutions - Harvest moon 》



本展では、「Lichtenstein × J-pop」シリーズ等これまでの作品を展示する他、「Japanesque」シリーズ、「If There Was Impossible Campbell's Soup Cans…」シリーズの新作を展示。国内だけでなく、香港、中国、アメリカでの個展の開催や、グループ展やアートフェアへの出展など国際的な広がりを見せる森の活動を集約した個展となる。





《 When the lord closes a door, somewhere He opens a window. 》



Metafiction
会期：2018年12月26日（水）〜2019年1月31日（木）
※休館日 2019年1月1日(火)
時間：10:00～22:30
場所：銀座 蔦屋書店 アートウォールギャラリー（GINZA SIX6階 スターバックス前展示スペース）
問い合わせ先：03-3575ｰ7755

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