宮沢賢治作・塩川いづみ絵『春と修羅』発売記念原画展&トークショー
NeoL / 2019年2月8日 15時20分
2月9日(土)〜2月24日(日)の期間、イラストレーターの塩川いづみが宮沢賢治の詩にドローイングを描きおろした詩画集『春と修羅』の出版を記念し、原画展とトークショーを開催。
東京を拠点に活動する塩川いづみは、PILOTや無印良品の広告、一保堂茶舗やCLASKAのプロダクト、そして雑誌・書籍の挿絵などを手がけながら、作品の発表も行なっている。2018年10月末には、宮沢賢治の詩作品である「春と修羅」に描き下ろしのドローイングを添えた『春と修羅』をtorch press(トーチプレス)から発売した。沢賢治といえばみなさまご存知、岩手県の花巻に生まれた近代日本を代表する詩人・童話作家。壮大なスケールで幻想的に綴られる宮沢作品は、読む者に考える余白と想像力を与える。なかでも「春と修羅」は宮沢賢治が最愛の妹の死に直面した際に、自らの心象(心のイメージ)をスケッチした
日記と詩のあいだのような作品。実は映画「シン・ゴジラ」の冒頭にも意味深に登場している。
詩画集『春と修羅』は、塩川が氏の言葉から浮かべた心象をドローイングし、テキストも自ら手描きすることで、相互の世界観が深く繋がり合う作品に仕上がった。
期間中は、描き下ろしたドローイングの原画を展示販売するとともに、宮沢賢治の著作や関連書籍を店頭とオンラインストアで展開する。
また、2月11日(月祝)にはアーティストの小林エリカを迎え、宮沢作品の一部朗読やテーマごとのトークを展開。さらにアートと食を繋ぐ山フーズによる宮沢賢治の世界をイメージしたお菓子も数量限定で販売。
新たな宮沢賢治の世界を感じられる展示だ。
宮沢賢治 作・塩川いづみ 絵『春と修羅』
発売記念原画展
期間:
2019年2月9日(土)ー2月24日(日)
塩川いづみ
イラストレーター。1980年長野県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。広告、雑誌、プロダクトなどを中心に活動するほか、作品の展示発表も行う。主な仕事にCLASKA shop&gallery “DO”のオリジナル商品「SWAY」「MAMBO」、きものやまと「DOUBLEMAISON」のイラストレーションなどがある。
http://shiokawaizumi.com/
『春と修羅』
宮沢賢治 作/塩川いづみ 絵
torch press
1,620円(税込)
関連イベント:
「朗読会+トークショー」
2019年2月11日(月祝)
18:00〜19:30
出演 塩川いづみ、小林エリカ
本付チケット 3,500円(税込)/チケットのみ 2,000円(税込)
申し込みはこちらのフォームまたはお電話から
小林エリカ
作家、マンガ家。著書は小説「マダム・キュリーと朝食を」(第27回三島賞第151回芥川賞ノミネート)(集英社)短編小説集「彼女は鏡の中を覗きこむ」(集英社)、放射能の科学史を辿るコミック「光の子ども1.2」(共にリトルモア)、父とアンネ・フランクの日記をモチーフにしたノンフィクション「親愛なるキティーたちへ」、作品集「忘れられないの」(青土社)などがある。訳書は「アンネのこと、すべて」(アンネ・フランク・ハウス編、日本語訳監修石岡史子)(ポプラ社)。
http://www.erikakobayashi.com/
出店:
山フーズ(小桧山聡子)
1980年東京生まれ。多摩美術大学卒業。“素材としての勢い、料理としての勢い、美味しさ” を大切にしながら、“食べる”ことをカラダ全部で体感できるような仕掛けのある食の提案や、さまざまな表現・感覚と食を繋げる試みなど、独自の視点で「食とそのまわり」の制作を行っている。企業、美術館、ファッション・アート関連のレセプションなどで空間演出も含めたケータリングを多数手がけるほか、食を用いた広告撮影、イベント企画、ワークショップ、商品開発、レシピ提供、執筆、講師など既存の枠を越え多岐に渡って活動。2018年山形ビエンナーレでは作家として参加し、食を用いた作品を制作。
https://twitter.com/yama_foods
会場:
nostos books
東京都世田谷区世田谷4-2-12
12:00~19:00 水曜定休
03-5799-7982
https://nostos.jp
https://nostos.jp/archives/197201
関連記事のまとめはこちら
http://www.neol.jp/art-2/
この記事に関連するニュース
-
宮沢賢治のバイオリンなど展示 企画展「宮沢賢治と音楽」 大府市歴史民俗資料館で開催
OVO [オーヴォ] / 2025年1月20日 0時0分
-
いまにも動き出しそうな「ビッケ」や「ペリーヌ」の手描き原画! アニメーター関修一氏の思い出のキャラクターたちの世界が楽しめる原画展
ASCII.jp / 2025年1月17日 9時0分
-
1話観て「間違いなかった」 ラストまでリアタイを決めた2025年冬アニメ3選
マグミクス / 2025年1月14日 12時5分
-
【愛知県大府市】大府市制55周年記念プレ事業・ 企画展「宮沢賢治と音楽」を大府市歴史民俗資料館で開催!
共同通信PRワイヤー / 2025年1月9日 10時15分
-
東京・外苑前「GALLERY CLASKA」にて、デンマークを拠点に活動する写真家・松浦摩耶の写真展「fugle」を開催
PR TIMES / 2024年12月26日 10時0分
ランキング
-
1いつもと違う「オナラの臭い」がしたら要注意…お酒好きの人が意識するべき"腸が求めている意外な栄養素"
プレジデントオンライン / 2025年1月22日 17時15分
-
2認知症リスクは3倍、寿命は10年縮まる…「悪口を言う人」に最低最悪の人生が待っている科学的理由
プレジデントオンライン / 2025年1月22日 16時15分
-
3サイゼリヤには“ない”けど、ガストには“ある”ものとは。吉野家、ココイチをも凌駕…ガストが“使える店”に進化を遂げていた
日刊SPA! / 2025年1月21日 15時53分
-
4「エンジンブレーキは迷惑行為!」で物議を呼んだ「エンブレ問題」って何!? そもそもなぜ「エンジンブレーキ」は存在し、どう使うべきなのか?
くるまのニュース / 2025年1月22日 16時40分
-
5優先席に荷物を置いて大騒ぎする“中国人観光客”。注意した高校生に5人がかりで罵声を浴びせ…助けに入った“意外な人物”
日刊SPA! / 2025年1月22日 8時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください